数字が勝手に変化するのを防ぐ ~エクセルの使い方~
エクセルでデータを入力しているときに、数字を入力していたら、勝手に変換してしまう場合があると思います。
例えば、カッコ付きの数字(1)などを入力すると、「-1」に勝手に変換されてしまいます。
これは、会計の書類で負数を入力するときに、カッコで囲むというルールをエクセルが採用しているための、このような勝手な変化が行われてしまうんですね。
さらに、「0005」と入力したはずなのに「5」と表示されたり、「8-7」と入力すると日付として表示されたりと、意図しない入力結果になってしまいます。
そこで今回は、このような勝手な数字の変換を防ぐ2つの方法をご紹介します。
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★使い方・操作方法
○方法その1
数値を入力する前に半角の「'」(シングルクオーテーション)を入力します。
これだけで「'」に続く文字が、数値ではなく”文字列”として人気されますので、勝手な変換が行われません。
○方法その2
実際に入力するセルを選択し、右クリックで開くメニューの一覧から「セルの書式設定」をクリックします。
セルの書式設定の画面が開いたら、「表示形式」のタブの「分類」の項目にて「文字列」を選択します。最後のOKをクリックすれば設定完了です。
※エクセル2007では、「ホーム」タブの「数値」グループにあるリストから「文字列」を選択します。
もし、エクセルシートの全てのセルにて勝手な数値変換を防ぎたい場合は、全てのセルを選択した上で、方法その2の設定を行うのが良いと思います。
また、セルに@で始まる文字を入力すると、関数として認識されるためエラーとなりますが、上記2つの方法で解決できます。
入力するデータの内容に合わせて、上記2つの方法を活用していきたいですね。
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