ビタミンが豊富な「みかん」の栄養素と効能
冬に食べる代表的な果物を言えば、「みかん」を思い浮かべる方も多いと思います。見本の定番のみかんと言えば「温州(うんしゅう)みかん」のことを差しており、手で簡単に皮を剥ける、ごく普通のみかんのことを指しています。
みかんはビタミン類が豊富な果物なのですが、その中でもビタミンCがたっぷり詰まっています。みかんを3〜4個ぐらい食べることで、1日に必要なビタミンCの量(100mg)を摂取することができます。
冬はこたつやテーブルの上にみかんを置いているご家庭もあると思いますが、冬にみかんを食べることは風邪予防に多いに役立っています。
その他、ビタミンA、B群、E、カリウム、ペクチン(食物繊維)なども含まれており、健康のためだけでなく、美容にも良い栄養素を持っています。
また、みかんを食べる時に白いスジを取る人もいますが、ここにはビタミンCだけでなく、抗酸化作用があるフラボノイドや、食物繊維も含まれています。このため、白いスジ取らないでそのまま食べた方が良いでしょう。
みかんのオレンジ色はカロテノイドという色素成分によるものですが、これにはβ−クリプトキサンチンという成分が含まれています。この成分は強力な抗酸化作用があり、ガンの発生を抑える作用があります。
β−クリプトキサンチンは、他の種類のみかんよりも温州みかんに圧倒的に多く含まれています。
さらに、みかんには芳香成分のテルペンも含まれています。この成分は自律神経を調整したり、ストレス解消に役立つと言われています。
みかんは冬になればスーパーで30円〜50円ぐらいで購入できる食材です。しかし、その栄養素は実に豊富であり、得られる効能も計り知れないぐらい大きいです。
ご飯の時のデザートとしてはもちろんのこと、ちょっと小腹が空いた時のおやつとしても食べたいですね。
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