食べて良し、付けて良し、アロエの素晴らしい力
アロエヨーグルトなど、食材としても一般的になってきたアロエ。
私が子供の頃は、自宅の玄関にアロエの鉢がありました。そしてすり傷が切り傷が出来てしまった時にアロエの葉をちぎり、中の果肉を傷口に付けていたことを思い出します。
実は、アロエは食べるだけではなく、傷口の消毒と治療という用途でも昔から使われてきました。アロエには、消毒・殺菌作用を持つアトエチンという成分と、傷ついた細胞組織をすみやかに再生するアロエウルシンという成分が含まれています。このため、傷を負ったときにアロエの果肉を患部に塗ると、傷跡を残さずに綺麗に治してくれます。
アロエがこのような傷の治療作用を持つことは、昔から言い伝えられてきました。
また、食材としても使われているアロエには「アロイン」という苦味成分が含まれています。
アロインには、大腸を刺激して消化の働きを活発化する作用があります。
このため、便秘や下痢などを改善してくれる働きがあります。
さらに、胃や腸の壁に付着して、胃腸を保護してくれる役割もあるそうです。
今人気のアロエヨーグルトは、胃腸にとって最強の組み合わせと言っても過言では無いかもしれません。
＜アロエの健康効果＞
殺菌・消毒作用、健胃・整腸作用、抗炎症作用、高血圧予防、老化防止など
＜アロエを使ったメニュー＞
アロエヨーグルト
スーパーでもよく見かける商品ですね。ヨーグルトの乳酸菌の整腸作用にアロエが加わり、より大きな効果が期待できます。ヨーグルトに細かくしたアロエの果肉を入れるだけなので、自宅でも手軽に作ることが出来ます。 アロエ入り春雨
春雨の具材は豚挽き肉、シイタケなどがありますが、これにアロエをプラスしてやるだけで簡単に出来ます。アロエを加えることで、こってりとした食感がより一層出てきます。メインのおかずにもなりますね。 アロエ入りミートソース
ミートソースにアロエの果肉を混ぜます。アロエの苦味も和らぎますし、コクも出てきて美味しく食べれます。
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