しいたけで脂質異常症予防

当サイトはプロモーションが含まれています。

しいたけで脂質異常症予防

しいたけは低カロリーで食物繊維が多いため、ダイエットにはぴったりの食品です。食物繊維の中でも特にβグルカンという多糖類が多く含まれており、腸で糖や脂肪の吸収を抑えて肥満を予防し、便秘の予防や改善にも効果があります。

βグルカンの一種のレンチナンは、ヌルヌルとした多糖類で、LDLコレステロール値を低下させる働きがあり、脂質異常症や動脈硬化を防ぎます。また、ガン予防にも効果を発揮します。さらに、ビタミンB群のひとつのナイアシンも多く含まれ、動脈硬化の進行を抑える働きをサポートします。

しいたけ固有の成分としては、エリタデニンがあります。これは、肝臓で脂質と結合したたんぱく質ができるのを抑え、コレステロールの排出や中性脂肪を分解して、LDLコレステロール値を低下させます。

その他に、ビタミンDやカリウムも豊富です。ビタミンDは、体内に入ったカルシウムが骨に沈着するのを助ける働きをしているため、きちんと摂取することで骨のカルシウム量が増えて、骨粗しょう症を予防・改善します。また、前立腺ガンの予防にも効果があることがわかっています。カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄して、血圧を下げる働きがあります。

しいたけには、こうした素晴らしい効果がたくさんありますが、食物繊維量が多いので、大量摂取は避けましょう。お腹を壊してしまう可能性もあるため、1日の摂取量は生の場合で50g以内が目安になります。

なお、干ししいたけは干すことによって水分が飛んでいるため、栄養が凝縮されています。天日干しのしいたけには、エルゴステリンという、体内に入るとビタミンDと同じ働きをする成分が多く含まれています。固有の成分であるエリタデニンも豊富です。

調理する時は、干ししいたけを水につけて戻すと、水溶性の成分が水に溶け出すので、もどし汁も一緒に使います。また、栄養成分が抽出された「しいたけ茶」がおすすめです。


 

食材宅配 徹底比較&口コミランキング

スポンサードリンク