貧血や頭痛、肩こりに効くお魚は「カツオ」
魚貝類は基本的に体に良い食材とされていますが、その中で貧血や頭痛、肩こりなどの症状に良いと言われる魚が「カツオ」です。
スーパーや魚屋さんでも定番の魚だけに、積極的に食べている方も多いと思います。
カツオの注目すべき栄養素は、何と言っても鉄分ですね。カツオは魚貝類の中でも鉄分が豊富なことで知られており、同じ赤身魚であるマグロと比べて2倍の鉄分が含まれています。
カツオの鉄分は血液のもとになる成分なので、貧血や頭痛、肩こりに効くというわけですね。
カツオの身には、赤色が濃い血合いの部分がありますが、クセがあるのでここを苦手とされる方もいらっしゃると思います。しかし、この色の濃い部分は、鉄分が他の部位よりも豊富です。なので、この部分もしっかり食べるようにしたいですね。
また、カツオの良し悪しは1匹ものでは判断が難しいそうです。プロでも中を見てみないと解からないぐらいなので、1匹丸ごと買うよりも、切り身を見て判断した方が良いかもしれません。
カツオの切り身は、断面が濃い赤色の方が新鮮です。
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鉄分の吸収を良くする鹿児島の郷土料理「つかんまぜ」
鉄分は、実は体内に吸収されにくい栄養素です。このため、食材の組み合わせによって、吸収率を上げる必要性が出てきます。
カツオに含まれている鉄分を効率よく摂取するためにおすすめの料理が、鹿児島の郷土料理である「つかんまぜ」です。
作り方は以下の通りです。
1.カツオの身を手でちぎり、ボウルに入れます。
2.続いて大根の千切りを入れ、塩をかけて、手で混ぜ合わせます。
3.最後にレモンを絞り、お皿に盛って出来上がりです。
決め手は最後にかけるレモンで、レモンのビタミンCが鉄分の吸収を良くしてくれます。
掴んで混ぜることで「つかんまぜ」という名称が付けられたそうですが、簡単に出来るので一度試してみたいですね。
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