エビの栄養素と効能
エビ(海老)は、日本人であれば多くの人達が「大好き!」と言っている食材だと思います。よく食べるメニューとしては、海老の天ぷらやエビフライがありますね。
いずれもメインディッシュとして毎日たくさんの日本人が食べているであろう料理の1つです。天丼でも、エビ天が入っているかどうかでは、満足度が大きく変わってくる可能性があります。
また、エビは昔から縁起が良いものとされており、おめでたい席には必ずと言って良いほど用いられてきました。伊勢えびなどは結婚式などの祝い事の席でよく見かけますね。
エビには独特の旨味がありますが、これはグリシンやベタイン、アルギニンなどの成分によるものです。ベタインには肝機能を強くしたり、コレステロール値を下げる働きがあります。
また、タウリンも豊富に含まれていて、ベタインと一緒にコレステロール値を下げるのに役立っています。
その他、皮膚の新陳代謝を活性化させるコラーゲンや、抗酸化力のあるセレンというミネラル成分、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸もエビには豊富に含まれています。
さらに、殻の部分にはキチンという不溶性の食物繊維が豊富です。キチンは、コテステロール値を低下させたり、血圧の上昇を抑える働き、さらに免疫力を高めたり、ガンの予防にも良い効果があると言われています。
エビフライやエビ天を食べる時は、尻尾を残す人も多いと思います。しかし、この尻尾にもキチンは豊富に含まれているので、できれば尻尾も残さず食べたいですね。
エビは美味しさばかりが目立ってしまい、その栄養素はあまり注目されていない風潮があります。しかし、エビには意外にも健康に良い栄養素がたくさん詰まっています。
美味しく、そして栄養価も高い。まさに最高の食材ですね。
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