悪性リンパ腫の概要と診断

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悪性リンパ腫の概要と診断

悪性リンパ腫は、リンパ節やリンパ組織に存在するリンパ系細胞の悪性腫瘍であり、リンパ節が晴れる病気です。造血器腫瘍の一つで、日本では患者数が増えていると言われています。

この病気は、リンパ球の元の細胞に染色体異常が見られ、それに基づく遺伝子の異常が起こることによって発病することが明らかになってきています。

リンパ節は、体の表面では脇の下や頸、足の付け根などにありますが、頸の深い部分や胸の真ん中、おなかの中など、体の内部にも存在しています。

リンパ節の腫れには、ヒゲ剃りやお化粧をしている時、お風呂で体を洗っている時に気付くことが多いようです。表面は滑らかで、固いゴムのような弾性があります。

リンパ節の腫れは痛みを伴わないことが多く、その場合は悪性リンパ腫の疑いがあるので、早めに診察を受けなければなりません。

全身の症状では、体重が大きく減る、発熱が続く、寝汗をかくなどがあります。そのほか、肝臓や脾臓の腫れ、皮膚への浸潤、消化管の潰瘍などがあります。

悪性リンパ腫の診断には、リンパ節生検が必要です。これは体の表面で腫れているリンパ節を切り取って調べるもので、顕微鏡による病理組織学的検査を行ってから診断します。

この時、同時に細胞表面マーカー検査や染色体検査も行い、病型を確定させます。

悪性リンパ腫の診断が確定したら、次はリンパ腫の病変が体のどこ部分にあるかが調べられます。これによって病気が決まり、治療法が確定されます。


 

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