髪の悩みに対しての心のケア
薄毛や抜け毛の治療には、心のケアも大切だと言われています。
髪の毛の悩みは、本人にとってはとても深刻なものなのですが、周囲からすればそんなに大したことではありません。
このため、相談しても「そんなに深く考えなくて良い」みたいなアドバイスしかされなくて、なかなかわかってもらうことができません。
髪の毛のことを悩み始めると、このままどんどん髪の毛が薄くなっていくのではないかとか、つるっパゲになったらどうしようという不安な気持ちが付きまといます。
したがって、まずはこのような心の悩みを少しでも軽くし、前向きに治療に取り組む気持ちに切り替えることが大切です。
心の状態が良くなると、これは育毛や発毛にも良い影響を与えます。
もし周囲で髪の悩みを持っている人がいたら、まずはしっかりと話しを聞いてあげましょう。その上で、育毛や発毛に良いことを実践していくようにアドバイスしてあげましょう。
顔と頭の皮膚は似て非なるもの
私達の体は、ほぼ全身が皮膚で覆われています。
しかし、たくさんの毛が生えている頭皮と顔の皮膚は、似ているようで全く異なるものです。
頭皮には１本１本がしっかりした髪の毛が生えており、皮膚の表面に出ている毛の部分を毛幹部、皮膚の中に埋もれている部分を毛根部と言います。
髪の毛は毛穴１つから１本ずつ生えているケースが少なく、全体の２割以下です。ほとんどの髪の毛は、毛穴１つから複数本の髪の毛が生えています。
毛包の下には毛球があり、毛球の毛母細胞は毛乳頭を包んでいます。毛乳頭は毛細血管から栄養素を取り込んで、髪の毛を成長させているわけです。
毛包の上部は皮脂腺が発達しており、ここから皮脂や汗が分泌されます。そして、頭皮や毛髪を保護しています。
頭皮はその他の部分のお肌と比べても、とても精巧なつくりになっているのですね。
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