頭皮の皮脂は適量な状態がベスト

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頭皮の皮脂は適量な状態がベスト

頭皮環境を悪化させる要因の1つに、皮脂の過剰分泌があげられます。しかし、皮脂は本来は頭皮環境において必要不可欠なものであり、皮脂が無くなり過ぎるのも問題です。適度な皮脂がある状態が、頭皮においては最も良いとされています。

皮脂はもともと、皮脂腺から分泌されるものです。分泌直後はトリグリセライドやスクワレン、ワックスエステルなどの脂質が大半を占めていますが、表皮まで上がってくると、皮膚の表面にいるバクテリアなどの影響を受けてしまい、セラミド類や脂肪酸が増えていきます。

脂肪酸やスクワレンは過酸化脂質に変わりやすく、肌トラブルや抜け毛の要因になってしまいます。

頭皮における皮脂の本来の役割は、皮脂膜を作って肌の表面をコーティングし、弱酸性にして乾燥から守ることです。これによって雑菌や微生物の繁殖を防ぎ、髪に潤いを与えてくれます。

しかしながら、皮脂が過剰になってしまうと、毛母細胞の活性化を邪魔してしまったり、炎症やニキビを作ってしまいます。

つまり、皮脂は少なすぎてもダメですが、多すぎてもNGということになります。

皮脂の分泌量は思春期の頃に増えて、30歳代ぐらいまでは男女共に分泌量が多い状態が続きます。その後、男性の場合は60歳ぐらいから、女性の場合は40歳ぐらいから皮脂量が少しずつ減っていきます。

このため、思春期以降の時期は1日1回のシャンプーを丁寧に行って、余分な皮脂をしっかりと落とさなければなりません。過剰に皮脂が分泌され、酸化されてしまうと、髪は脱毛する危険性が出てきます。

また、頭皮にツヤが無くてカサカサした状態の場合は、シャンプーのし過ぎで皮脂が不足していたり、表皮の増殖異常などの肌トラブルが考えられます。この場合は、脱脂力が強くないシャンプーに変えたりして、適度な皮脂量をキープすることが大切です。


 

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