４０歳代、５０歳代の女性の薄毛・脱毛の特徴
４０歳代、そして５０歳代の女性の薄毛・脱毛は、加齢による原因が大きいと考えられています。
老化と言えば４０代、５０代からというイメージが強いですが、人間の老化は実際には２０代の頃から始まっています。これは男性・女性も共通のもので、肌年齢や内臓も少しずつ老化していくものです。
髪の毛については、思春期から２０歳前後までは太くて丈夫なものになっていきます。しかしながら２０代半ば、３０歳代に突入するにつれて細くなり、伸びる速度も遅くなって、コシはハリも失われていきます。
このような髪の毛の老化は、若いうちは目立たなくても、少しずつ進んでいくものです。
でも、髪の毛の場合は老化すると言っても、健康であれば生え続けるものですし、３０代、４０代になってもほとんどの人が一定の毛量を保っているものです。
女性の脱毛の分類については、「ルードヴィヒ分類」が有名です。頭頂部のつむじ付近から薄毛が広がっていくのが、この分類の特徴です。
また、４０歳代、５０歳代になると、女性ホルモンが急激に現象し、更年期に突入します。女性ホルモンのエストロゲンは髪の毛の成長に深く関わっており、具体的には以下のような作用があると言われています。
・頭皮のコラーゲン量を増加させて、髪のハリとコシを与える
・髪の毛の幹細胞の成長を促進する
・血管拡張作用があり、ヘアサイクルを正常に保つ
従って、女性ホルモンの減少によってエストロゲンの分泌が少なくなると、髪の元気も少しずつ失われていきます。
また、この年代は孫が出来たり、肩こり、腰痛が頻繁におきたり、嫁姑問題があったりなど、生活習慣においても何かと環境が変わったり、問題が起きやすくなるものです。
そのような心理的・肉体的要因においても、薄毛や脱毛が進行してしまうケースがあります。
ツイート
スポンサードリンク
