じゃがいもの栄養素と効能

じゃがいもは、世界各国でたくさんの人が食べている野菜です。主食として食べている所もあるぐらい、世界中で愛されています。

日本ではポテトサラダやポテトチップス、フライドポテトなど、様々なメニューとしても提供されています。

そんなじゃがいもに豊富な栄養素は、何と言ってもビタミンＣとカリウムです。ヨーロッパでは「畑のリンゴ」と呼ばれているぐらい、ビタミンＣが豊富な野菜として知られています。

じゃがいものビタミンＣはでんぷん質に含まれているので、加熱しても損失が少ないという特徴もあります。ビタミンＣはコラーゲンの生成を促進してくれる働きもあるので、傷ついた胃腸の粘膜をケアしてくれたり、皮膚や血管などを強くしてくれる効能も期待できます。

また、じゃがいもにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も含まれています。この成分には抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果的です。

じゃがいもは、ちょっと高カロリーなイメージもありますが、実際はイモ類の中では低カロリーな野菜です。食物繊維も多いので、女性のダイエットや美容にも良い野菜だと言えます。

なお、じゃがいもに多く含まれているカリウムは、ナトリウムの排泄を促して、血圧を正常に保とうとする効能があります。利尿作用もあるので、むくみ解消効果も期待できます。

じゃがいもを調理する時に気をつけておきたいのが、「芽をしっかりと取り除くこと」です。じゃがいもの芽には、ソラニンという有害物質が含まれています。この部分はしっかりとカットするようにしましょう。

また、じゃがいもから作られているポテトチップスは、カロリーが高いだけでなく塩分も多いです。食べすぎは肥満は高血圧の元になるので、みんなで分けあって食べるようにしましょう。

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