鉄分やカルシウムの消化吸収について

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鉄分やカルシウムの消化吸収について

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人間の体に必要なミネラル分は、7種類の多量ミネラルと8種類の微量ミネラルに分けることができます。

多量ミネラルは、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウム、リン、硫黄、塩素です。一方、微量ミネラルは、亜鉛、鉄、銅、ヨウ素、クロム、マンガン、セレン、モリブデンです。

これらのミネラル分は小腸の上皮細胞で吸収されますが、ミネラルによって吸収されるメカニズムが異なっています。

鉄の吸収について

鉄のほとんどは、十二指腸で吸収されます。他の食品の成分によって影響されやすく、ビタミンCを同時に摂取することで、鉄の吸収率も高くなるそうです。また、体内の貯蔵鉄が少なくなると、吸収される割合が高くなります。

しかし、シュウ酸やフィチン酸は鉄イオンと結合する性質があり、結合すると吸収が阻害されてしまうので注意が必要です。

また、鉄には植物性の食品に含まれる三価鉄と、動物性食品に含まれる二価鉄があります。二価鉄の方が吸収率が良いですが、三価鉄は還元剤によって二価鉄になることが可能で、こうすることで吸収率を高められるそうです。

カルシウムの吸収について

カルシウムも鉄分と同様に、十二指腸でほとんどが吸収されます。また、カルシウムの吸収率も他の食品に影響されやすく、ビタミンDや乳糖と一緒に摂取すると、吸収が有効に働きます。そしてカルシウムとリンの割合が同じくらい、または互いに2分の1程度の割合の場合は、カルシウムの吸収が良くなります。

しかしながら、過剰に摂取された食物繊維やフィチン酸、シュウ酸は、カルシウムの吸収を阻害してしまうそうです。

また、適度な運動を行うことで、腸管からのカルシウム吸収が促進されるそうです。

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