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カテキンの働きや効能について
カテキンは、免疫力を強化してくれる働きがあり、ガン予防にも注目されている成分です。
緑茶やウーロン茶、紅茶などに含まれている苦味成分なのですが、その中でも緑茶のカテキンの含有量は群を抜いています。約15％ものカテキンを含んでおり、日光をたっぷりと浴びて育ったお茶の葉に多いです。このため、日照が制限されている玉露よりも、普通の煎茶の方が含有量が多いです。
そもそも、カテキンはポリフェノールの一種なので、強い抗酸化力を持っています。細菌の増殖を抑える働きがある他、コレラ菌やインフルエンザウイルス、メチシリン耐性ブドウ球菌などの繁殖を抑える効能もあります。
その他、糖分や脂肪分の吸収を抑えたり、消化酵素の働きを良くする効能もあるので、ダイエットにも役立ちます。
ビタミンＣなどよりも優れた抗酸化作用があると言われるカテキンには、発ガン性物質の抑制も期待されています。お茶の名産地である静岡県では、緑茶をよく飲む人ほど、ガンによる死亡率が低いという研究報告も出ているそうです。ガンを予防するためにも、日頃から積極的に緑茶を摂取したいですね。
また、緑茶にはミネラル成分や食物繊維も多く含まれています。このため、美容や便秘解消にも良いと言えます。
緑茶で一つ注意しておきたいのが、カフェインです。緑茶にはカフェインが含まれているものが多く、過度に摂取すると夜眠れなくなる恐れがあります。
夜の緑茶の摂取は控えるか、ノンカフェインのものを選ぶようにしたいですね。
なお、カテキンは緑茶だけではなく、りんごやブルーベリーなどにも含まれています。
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