良質なタンパク質が豊富!マグロの栄養素と効能
マグロはお寿司のネタとしては鉄板ですし、お刺身としても非常に多く使われるお魚です。
寿司ネタとしては、マグロの脂身の多い部分が「大トロ」や「中トロ」として使用されています。まさに、日本の食文化にとって、マグロの存在は欠かせないものになっていますね。
マグロには、本マグロ(クロマグロ)やインドマグロ(ミナミマグロ)、キハダマグロ、メバチマグロなどの種類があり、それぞれの種類によって味が少しずつ異なると言われています。
そんなマグロの栄養素の特徴として大きいのが、良質なタンパク質が豊富に含まれていることです。赤身にはタンパク質が多く、全体の約4分の1がタンパク質です。これは魚類の中では最も多い含有率です。
また、トロと呼ばれる特に美味しい部分には脂質が多いですが、この中にはDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸も豊富です。特に、DHAの方は魚の中でも含有量が一番多いと言われています。
DHAは血栓の予防や高血圧の抑制、記憶力の向上など、EPAと共に様々な効能が期待できる成分です。美味しい上に優れた成分も摂取できるのが嬉しいですね。
ただし、大トロは赤身の部分に比べて約3倍のカロリーが含まれています。このため、ダイエットの面を気にするのであれば、ほどほどにしておいた方が良いでしょう。
その他、マグロには糖質をエネルギーに変える時に必要なビタミンB1や、貧血予防の効能がある鉄分、カルシウムの吸収を促進するビタミンD、優れた抗酸化作用があるセレンなども含まれています。
マグロの赤身を選んで購入できる場合は、全体的にツヤが良く、色に深みがあるものがおすすめです。(色に深みがあるほど、鮮度が良いとされています。)
また、トロを購入する時は、すじ目が平行に、しかも等間隔に入っているものが良いです。
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