タラバ蟹とアブラ蟹
冬の味覚の王様と言えば、蟹ですよね。
蟹にはいくつかの種類があり、その中でも代表格だと言えるのがタラバ蟹とズワイ蟹です。
そして一つ注意しておきたいのが、タラバガニに似ているもので「アブラガニ」という近種の蟹が存在していることですね。
アブラガニはタラバガニと見た目がほぼ同じで、ボイルしてしまえば本当に見分けがつきにくくなります。
このため、昔はアブラ蟹をタラバ蟹だと偽って販売していた企業が明らかになり、大きな社会問題になったことがあります。
そのため、タラバガニとアブラガニを見分けるポイントをしっかりと理解しておく必要があります。
見分けるポイントは、それぞれの甲羅の中央下部にあります。タラバガニは甲羅の中央下部に突起物が6つあるのですが、アブラガニはたったの4つしかありません。
これが大きな違いなので、市場やスーパーでタラバガニを購入するときは必ずチェックするようにしましょう。
本場のかにちらしは旨い!
かにを利用した料理の1つに「かにちらし」がありますね。
ご飯の上にカニを散らす、まるでちらし寿司のような1品なのですが、かに料理の中では手軽に作れる一品だと思います。
でも、よく見かけるかにちらしは、かにの量が少ないです。錦糸卵やしいたけなど、その他の具材よりも少ないことすらあります。
これはちょっと寂しい感じですよね。
北海道などの本場の飲食店のかにちらしを注文してみると、本当にびっくりするぐらいのかにが散らしていることもあります。
ご飯が見えないぐらいカニが乗っていて、思う存分カニを食べることができます。
しかも、そこに乗っているカニがまた旨いんですよね。
日本の各地で開催されている北海道物産展などに行けば、そんな本場のかにちらしを堪能することができます。
ちょっと金額は高いですが、もし良かったら是非食べてみてください!
きっと、かにちらしの常識が変わると思います。
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