タラバガニとズワイガニは、どこが違うの!?
日本では三大蟹として「タラバガニ」、「ズワイガニ」、「毛ガニ」がよく食べられていますが、この中で似ているのがタラバガニとズワイガニです。
どちらも美味しい蟹であることは、間違いありません。しかし、その特徴は意外と多くの点で異なっています。
そこで今回は、タラバガニとズワイガニの違いについてまとめてみました。
〇味や食感の違い
タラバガニ・・・身が厚くてしっかりしており、食べ応えがあります。カニの美味しさも十二分に詰まっていますが、味は少し海老に似ているかもしれません。
ズワイガニ・・・甘味が強く、汁気もあるのでカニの旨味を十分に堪能できます。越前ガニや松葉ガニなど、ブランド蟹としても有名です。
〇見た目の違い
タラバガニ・・・ズワイガニよりも甲羅が大きいです。少しトゲトゲしい形状をしています。
ズワイガニ・・・甲羅は比較的つるつるしており、大きさは小さめです。
〇脚の数の違い
タラバガニ・・・8本(左右に4本ずつ)
ズワイガニ・・・10本(左右に5本ずつ)
〇生物の種類の違い
タラバガニ・・・ヤドカリの一種
ズワイガニ・・・カニの一種
〇産地の違い
タラバガニ・・・ロシア産や北海道産が有名です。
ズワイガニ・・・福井県や石川県、兵庫県、鳥取県、兵庫県など、日本海で水揚げされるズワイガニが有名です。産地によって松葉ガニや越前ガニなど、ブランド名も付けられています。
<まとめ>
見た目が似ているタラバガニとズワイガニですが、その特徴を調べてみると色々な点で異なっていることがわかりますね。
生物学的な種類(たらばがに⇒ヤドカリ科、ずわいがに⇒かに科)も異なっていることは、筆者自身も正直驚きました。
しかしながらいずれの蟹も、その味は格別です。タラバガニは身が大きくて食べ応えがありますし、ズワイガニは蟹本来の旨味があります。
ぜひ、一緒に注文してその美味しさを食べ比べしたいですね。
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