アカテガニやベンケイガニの飼い方
アカテガニやベンケイガニは、半陸上生活のカニとして知られています。川に近い水田のあぜ道や小川の土手などに、穴を掘ってすんでいますね。このため、ちょっと田舎に脚を運べば、比較的簡単に出会うことができます。
また、人家や神社の石垣などにもいることがあります。それらの場所の特徴は「水が染み出るような湿っぽい場所」ですね。
捕まえ方としては、まず歩いているところを見かけたら、網で捕まえるようにしましょう。(慣れている人でしたら、素手でも捕まえられるかもしれません。)
穴に入っているカニを捕まえる場合は、おびき寄せ法などがあります。棒の先に雑草などを糸でからませ、穴に差し込んで少しずつおびきだして、出てきたところを捕まえましょう。
また、アカテガニやベンケイガニは夏から初秋にかけての大潮の夜に海辺に移動して、卵をかえす習性があります。この生き返りの雌を捕まえるのも1つの方法です。
これらのカニの飼いに飼い方としては、まずは水槽を準備しましょう。水槽には小石混じりの砂利を3センチぐらい敷いて、ほぼ同じ深さの水を入れます。水は真水で大丈夫です。さらに、水槽の中に大きめの石をいくつか入れて、カニの隠れ場所を作るようにしましょう。水槽の上部が開いていると抜け出してしまう恐れもあるので、ガラスやアクリル板で蓋をするようにしましょう。
餌については、干した小魚や生の魚の具、海藻、うどん、野菜、ごはんつぶなど人間の食べるものでしたら何でも大丈夫でしょう。
さらに、もし卵をもった雌を飼う場合は、海水が不可欠です。石や砂利を方々に寄せて盛り上げ、陸と海部分を作ってあげましょう。さらにエアポンプを使って水が汚れないようにすることも必要です。卵が半透明になってくれば、ふ化が近い証拠です。ふ化を行うときは、海水中に半身を入れて、腹部を激しく動かして幼生を水中に放ちます。 本当に良いカニが揃ってます!かに本舗↓
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