かにを美味しく食べるための、上手な解凍方法
北海道から産地直送したカニを美味しく味わうためには、まずは解凍を上手に行わなければなりません。
解凍方法を間違ってしまえば、せっかくのカニの味が落ちしてしまいます。
かにの解凍方法としては、一気に常温で解凍する方法と、冷蔵庫で少しずつ解凍していく方法がありますが、断然おすすめなのが後者です。
常温で一気に解凍してしまうと、カニの汁がドバっと出てきてしまい、とても勿体無いです。冷蔵庫で解凍した場合も汁は出てしまいますが、一気に解凍した時と比べれば微量です。
また、解凍しすぎてしまうと水分が抜けて身がパサパサになってしまいます。これを気にし過ぎて解凍時間が短くなってしまうと、今度はまだ固いままのかにを調理して食べることになります。
したがって、かにの解凍はタイミングを見計らって行う必要があるんですね。
<かにの解凍の流れ>
1.まず初めに、かにを置くのに十分なスペースを冷蔵庫内に作っておきます。大きなかにであれば、その分スペースを確保しなければなりません。
2.乾燥を防ぐために、冷凍のかにをタオルか新聞紙で包みます。キッチンペーパーでも良いですね。
この時注意しておきたいのが、甲羅が下になるようにして包むことです。甲羅を上、お腹を下の状態にしてしまうと、かに味噌が流れ出てしまう恐れがあります。このため、お腹は上に、そして甲羅が下になるようにして包みましょう。
3.解凍するとカニから少なからず水分が出てくるので、これを受け止めきれるぐらいの大きさのお皿を準備します。食器洗いのパットのようなものでもOKです。
これを下に敷いて、タオル等に包んだカニをお腹側を上にしておきましょう。
4.かにの旨味を残しておくためにも、解凍の目安は7〜8割ぐらいまでで留めておきましょう。半日ぐらい解凍させれば外側が凍っているようでも、中身は解凍されてきています。
解凍したカニは、できるだけ早く調理して食べましょう。
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