お正月に関する豆知識
お正月は１年のうちで一番趣きのある時期だと思います。多くの人達が仕事を休み、新たな一年に向けて英気を養うと共に、家族みんなが一緒に過ごす時期です。
そんな特別な時期であるお正月には、その時期でしか行われないイベントや、行事、耳にしない言葉などがあります。その代表的なものは、以下の通りです。
鏡開き
お正月に飾った鏡餅を下げて、お汁粉やお雑煮にして食べる行事です。１月１１日に行われます。餅を「砕く」とか「割る」などの言葉は使わず、縁起が良くなるように「開く」という言葉をあえて使用しています。 おせち料理
日本で昔からある、お正月特有のお料理です。食材は伝統的なものが採用されていますが、近年では洋風や中華風のものまで登場するようになりました。
毎日台所でお料理をしてくれる主婦を休ませるためにも、つくり置きができるお料理が中心になっています。
おせち料理を自宅で作るご家庭もあれば、通販などで完成したものをお取り寄せするご家庭もあります。 小正月
元旦を中心とした正月に対して、小正月は１月１５日にあたります。豊作を祈るための行事が行われたりします。年末から忙しく働いていた女性が一休みできる日という意味も込められています。 祝い箸
お正月に飾られる特別な箸です。両端が細くなっている白木の箸のことで、一方を自分が使い、もう一方に神様が宿ると言われています。 お雑煮
大晦日にお供えしたものを、元旦に神様と一緒に頂くということで始まった名物料理です。お雑煮に入れる具は地域によって異なっています。 お屠蘇（とそ）
お正月に飲む縁起もののお酒です。一年間の邪気を払って、長寿を願う意味が込められています。７種類の生薬（山椒、肉桂、桔梗など）が配合されています。
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