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風邪は上気道の炎症
世の中で一番多く耳にする病気が「風邪」だと思います。今この瞬間にも、日本の各地で風邪を引いている人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。風邪は、急性の気道の炎症で、気管や気管支、鼻腔、咽頭などの粘膜の急性炎症が組み合わさったものです。厳密には咽頭炎などのように呼ぶことが出来ますが、風邪を総称しているんですね。
風邪は悪化すると肺炎となり、生命に危険を及ぼす恐れがあります。ちょっとくらいの風邪と油断せずに、もし引いてしまったらしっかり治すことが大切ですね。特に、小さいお子さんや老人の場合は注意が必要となります。
風邪の中でも厄介なのが、インフルエンザです。インフルエンザになると熱が38度〜39度ぐらいまで上昇します。同時に頭痛は倦怠感、吐き気、関節痛などの全身症状が表れます。インフルエンザは冬に流行する傾向があり、免疫力が弱っている時に特に感染しやすいです。また、10数年に1度の割合でウィルスが変異し、新型ウィルスに進化する場合があります。このインフルエンザは世界的に広まる恐れもあるので、注意が必要です。もしインフルエンザの症状が出始めたら、直ぐに医師に見てもらいましょう。
風邪やインフルエンザに備える免疫力を高めるために必要な栄養素は、ビタミンＡ、Ｅ、Ｃ、Ｂ群と良質なタンパク質です。インフルエンザが流行る季節は手洗いうがいもしっかり行って、予防に努めていきたいですね。
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