移植コーディネーターになる過程

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移植コーディネーターになる過程

移植コーディネーターという職業には、資格制度のようなものは特にありません。日本臓器移植コーディネーター所属か、同ネットワークが委嘱している都道府県所属の移植コーディネーターが、正式な職業として見られています。

ただ、この場合はドナー側のコーディネーターを意味しています。まだ日本では臓器提供の実例が少ないので、レシピエント・コーディネーターの仕事は、一部の病院で医師や看護師などが兼務しているケースが多いようです。

日本臓器ネットワークの移植コーディネーターの募集は、年に1回程度の割合で行われています。応募資格の一例を見ると、「看護師や薬剤師等の医療分野の国家資格、またはそれと同等の知識を持っている方で、24時間対応、全国への出張や転勤が可能な方」となっているようです。

応募者は、書類審査の一次審査、講習・筆記試験・面接による二次審査、病院での研修評価による三次審査があり、数名が採用になります。

都道府県所属の移植コーディネーターの場合は、財政の影響でほとんど新規採用は行っていないようです。

日本臓器移植ネットワークの監督官庁は、厚生労働省です。このため、移植コーディネーターの給料も基本的には厚生労働省の職員に準じているそうです。比較的新しい職業なので、給与体系は明確になっていない部分があるようですね。

基本的に定休はありますが、24時間いつでも働ける大切が必要な仕事です。臓器提供の情報が立て続けに入れば、かなり忙しくなることが予測されます。

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