イボの概要と治療法

当サイトは広告が含まれています。

イボの概要と治療法

イボは、皮膚の表皮が小さく盛り上がった腫瘍で、伝染するものです。イボができる原因は、ウイルスと皮膚の老化現象の2つです。ウイルスはヒト乳頭腫ウイルスといい、接触感染するためイボを傷つけてウイルスを散らさないようにすることが大切です。

イボの種類は、尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、尖形コンジローマの3つです。尋常性疣贅は、指先や手、足にできます。大きさは1〜2ミリから1センチほどになります。

青年性扁平疣贅は、大きさ2〜3ミリの平べったい薄茶色のイボが青少年の顔や手にできるものです。このイボは治りにくく、刺激するとイボが次々とできるので、ひっかいたり、カミソリをあてることは避けなければなりません。

尖形コンジローマは、皮膚と粘膜の境目にできるイボで、肛門周辺や陰茎、大小陰唇などによく見られます。豆粒状の小さなものから、鶏のトサカのように広がったものまであり、異臭を放ちます。このイボは感染症が強く、性交渉でうつるので、現在では性病の一種とされています。

水イボという子供に感染するイボは、プールや風呂などでうつり、体中に広がります。大きさは半球状で3ミリから1センチぐらいで、中心におへそのようなくぼみがあって、つぶすと中から白いウイルスのかたまりが出てきます。かゆいので、ひっかいたりつぶしたりすると、この白いウイルスが次々と感染してイボをつくっていきます。

水イボは、治療をしなくても半年ぐらいで治りますが、特効薬がないため、治療法はイボをひとつひとつピンセットでつぶすことになります。

老人性イボは老化現象なので、治療は必要ありません。しかし皮膚ガンが心配なときは皮膚科で受診します。

イボの治療法

尋常性疣贅と尖形コンジローマは、電気メスでイボを焼き切るか、液体窒素を用いた冷凍凝固法でイボを凍結させて取ります。青年性扁平疣贅は跡が残りやすいので、ハトムギエキスを飲み、治るまで待ちます。

残念ながら、イボには特効薬はありません。市販薬で使われている薬剤は殺菌、消炎、鎮痛作用のあるサリチル酸が主なものです。

ナースフルの口コミ・評判 TOPページに戻る

スポンサードリンク