ハナバチの育ち方

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ハナバチの育ち方

ハナバチと呼ばれるハチの幼虫は、花の蜜や花粉を食べて育ちます。しかしながら、幼虫が花から花を訪れて、花蜜や花粉を食べるわけではありません。まず、ハナバチの母バチが巣を用意し、この中に花蜂や花粉を蓄え、卵を産みます。

巣には地面や草木の茎に穴を掘って作るものや、竹筒などの穴を利用して作るものがあります。卵を産んだ母バチは巣の口を厳重にふさいでから、次の巣作りへと向かいます。卵から返った幼虫は巣の中で、母バチは花蜜と花粉で作った餌を食べて育ちます。

一匹の幼虫のために、花蜜と花粉は何回も運びこまれることになります。花蜜は飲み込んで胃に入れて運びます。花粉は体に生えた多数の毛につけて運びますが、花蜜と共に胃に入れて運ぶものもいます。

ハキリバチ科のハチは、腹部の下面に生えた長い毛に花粉を付けて運ぶので、この部分を真っ黄色にして飛び回る母バチをよく見かけるそうです。餌の量は母バチが調節できるので、子どもの大きさは比較的一定しています。

しかし、悪天候のとき、また咲いている花の量が少ないため十分な餌が集められなかった場合には、小さな子どもが育ちます。

 

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