ダイエットの成功に必要な2つの重要ポイントとは?
炭水化物抜きダイエットや、運動によるダイエット、1食置き換えダイエットなど、世の中にはたくさんのダイエット方法があります。
ダイエットに失敗する人もいれば、成功する人が存在していることも事実です。
成功した人を見ると、
「あの人は、どうやってあんなにスリムになったのだろう・・・!?」
と思ってしまうものですが、見事なボディラインを手に入れた人は、ダイエットの成功に必要な”2つの重要ポイント”をしっかり押さえているケースがほとんどです。
私もこれまで様々なダイエットに挑戦し、失敗と成功を経て、その2つの大切なポイントに気付きました。
そのポイントはずばり、以下の2つの点です。
1.空腹を感じても、すぐに食べない
2.糖質の摂取を控えめにする
この2つは人間が痩せるための鉄則であり、運動や生活習慣の改善を組み合わせることで、しっかり痩せることが可能になります。
一体なぜ、上記の2つのポイントが重要なのか。
今回はその理由をまとめました。ダイエットを絶対に成功させたい!という方は、ぜひ参考にしてみてください!
空腹を感じても、すぐに食べない
ダイエットを成功させるための重要ポイントの1つ目は、空腹を感じても、すぐに食べないことです。
食事の量にもよりますが、人は食事をしてから3~4時間ぐらい経過すると、お腹が空いたと感じるようになります。
食欲に任せて何かを食べてしまいたくなりますが、大切なのは食欲に屈することなく、食べずに乗り切ることです。
一体なぜ、ここで食べてはいけないのか。
それは、空腹を感じ始めた状態が、脂肪を燃焼させるチャンスだからです。
食事によって摂取した糖質が使われた後は、体に蓄積された脂肪がエネルギーとして使われていきます。
つまり、お腹が空いている状態は、まさに体の中でダイエットを実践している時なのです。
空腹を見たそうとしてすぐに何かを食べてしまえば、この絶好の機会が台無しになり、少しずつ太ってしまい兼ねません。
このためお腹が空いたら何か食べ物を探したり、口の中に食べ物を入れたりしないことが重要です。
空腹を感じたら、軽く運動するのもおすすめ!
人間は運動することで、「グレリン」という”食欲増進のホルモン”の分泌量が減ると言われています。
さらに、「ペプチドYY」というホルモンが分泌され、食欲を抑える効果も期待できるそうです。
このため空腹を感じ始めたら、軽く運動するのもダイエットに効果的です。
しかしながら「どうしても食欲を我慢できない!」という場面もあると思います。
このような時は糖質が多く含まれている甘いものは可能な限り避けて、血糖値が上がりにくい低血糖の食品を選ぶようにしましょう。
糖質の摂取を控えめにする
ダイエットの成功に必要なもう1つの重要なポイントは、食事における糖質の摂取を控えめにすることです。
ご存知の方も多いと思いますが、糖質を過剰に摂取してしまうと脂肪として体内に蓄積され、肥満になります。
内臓脂肪による肥満の基準は、男性がウエスト85センチ以上、女性がウエスト90センチ以上です。
肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こすと言われていますが、リスクはそれだけではありません。
国際がん研究機関によると、内臓脂肪が過剰に蓄積されていると、ガンの発症リスクが上昇するそうです。
重大な病気の発症を防ぐためにも、糖質の摂取を控えめにして、肥満を改善・予防することが重要なのですね。
糖質の摂取を抑えるポイント
糖質の摂取を控えるためには、まずは考え方を確立し、具体的な行動を起こすことが大切です。
<糖質の摂取を抑える考え方>
〇「出されたものは、残さず全て食べる」という考え方を止める
〇10代~20代の頃と同じ量を食べた場合、必ず太ると肝に銘じておく
〇糖質が多い食品を把握し、必要以上に購入しない
<糖質の摂取を抑える方法と行動>
〇ご飯やパンなどの主食は、いつもの半分程度にする
〇白米を玄米やもち麦に変える
〇白いパンを全粒粉パンにする
〇野菜や大豆食品を最初に食べて、血糖値をコントロールする
糖質の制限を抑えようと思った時、注意しておきたいのが「糖質が意外と多い食品、知らず知らずのうちに食べてしまうこと」です。
糖質はご飯やパンの他、”甘い食べ物”に多いイメージがありますが、ポテトチップスの原料であるジャガイモにも糖質は豊富に含まれています。
その他、さつまいもやリンゴ、とうもろこし、カボチャなども糖質が多いですね。
糖質が多い食品と少ない食品をしっかり把握し、糖質の摂取をしっかり抑えていきましょう。
ダイエットの効果を上げるための5つのポイント
空腹を感じてもすぐに食べなこと、糖質の摂取を控えめにすることはダイエットで本当に大切なことですが、以下の5つのポイントを実践していくことで、効果をさらにアップさせることが可能です。
1.筋肉をつけて、基礎代謝を上げる
筋肉を増やすことで、体内で消費されるカロリーがアップします。
2.睡眠不足を解消する
寝不足の日々が続くと、グレリンという食欲を増進させる成分が過剰に分泌されるそうです。
満腹中枢の感受性が変化する危険性があるので、睡眠不足は可能な限り解消することも大切です。さらに睡眠不足は血管にもダメージを与え、高血圧のリスクを高めます。
3.食事の量を極端に減らさない
食事の量を極端に減らしてしまうと、タンパク質やミネラル、ビタミン類も不足してしまい、老け込む原因になってしまいます。
大切なのは糖質を控えめにして、タンパク質などの他の栄養素はしっかり摂取することです。
4.EPAやDHAが豊富な魚を積極的に食べる
EPAやDHAは血液をサラサラにする効果があるとされており、体全体に栄養素が行き渡るため、エネルギーを消費しやすくなります。EPAやDHAは青魚に豊富に含まれているので、積極的に食べましょう。
5.食後に軽く運動する
血糖値が高くなるのは、食後30分~1時間ぐらいの間です。この時間に散歩など軽い運動をすることで、糖質がエネルギーとして消費されやすくなります。