退職は新たな出会いのチャンス!前向きに行動をおこすことが大切
2021年4月上旬。厚生労働省の調査によると、新型コロナウィルスの影響によって解雇された人々が、10万人を超えたことが明らかになったそうです。
集計がスタートしたのは、新型コロナウィルスの拡散が始まった2020年2月です。
集会開始からわずか1年2ヵ月の間に、見込みを含めて10万人以上が退職していることになります。
またNHKのニュースでは、新型コロナの影響により仕事を失った人々について、業種別の人数も公開していました。
具体的な数値は以下の通りです。
製造業:2万2,112人
小売業:1万3,090人
飲食業:1万2,423人
宿泊業:1万1,631人
テレビのニュースでは飲食業や観光業が大きく取り上げられている印象もありますが、製造業の解雇が一番多いのですね。
世間一般的に見れば、リストラによる退職は悲しい出来事です。
特に金銭面の余裕がない場合、生活に困るケースも少なくありません。
しかし、見方を変えれば退職は新たな仕事に就く絶好の機会であり、新しい出会いのチャンスでもあります。
退職したことを悲観せずに、前向きに行動を起こすことが大切です。
目次
退職したことで目の前に広がる可能性
退職は、世間一般的にネガティブなイメージが強いかもしれません。
しかし、これまで勤めていた職場を退くことは、決してマイナスなことではありません。
なぜなら退職によって「新しい出会い」の可能性が生まれるからです。
ずっと同じ職場で働くのも、もちろん素敵なことです。
しかしながら退職して新しい職場に飛び込めば、今まで出会ったことがないような素敵な人が存在している可能性もあります。
どんな人と出会えるのかは全く予想できないかもしれませんが、人との出会いは本当に尊いものです。
退職は、そんな「出会いのチャンス」を得るための大きな転機だと言えます。
社会は衰退する業界もあれば、活性化していく業界もある
新型コロナウィルスの感染拡大を防止するために、日本では緊急事態宣言が発令されました。
これにより、飲食業や観光業は大きな打撃を受けています。
閉店してしまうお店や、休館してしまう宿泊施設も多く、業界全体が危機的状況にあります。
しかしながらこのようなコロナ禍においても、業績を伸ばしている業界や企業が存在しているのも事実です。
まず飲食業界においてはテイクアウトの需要が高まっていますし、出前館やウーバーイーツなどの配達業も大忙しです。
また通販の売上を伸ばしている企業も多く、これに付随して運送業界も活性化しています。
これは資本主義の宿命ともいえますが、世の中には衰退する業界もあれば、活性化していく業界もあるのが通例です。
違う業界やジャンルの仕事を探すことで、活路を見い出す!
もし、あなたが働いている業界が不景気の場合は、異なる業界やジャンルの仕事に目を向けることで、活路を見い出すことが可能になります。
「今さら、違う業界の仕事なんて無理・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これまで仕事で積んできた経験は、他の業種でも活かせるケースが少なくありません。
企業によっては、異業種からの転職を歓迎しているところもあります。
大切なのは今まで培ってきた能力を、新しいフィールドでどう適合させていくかです。
また今後の成長が見込める業界や、活性化の波が止まらない職種にも、大きなチャンスが転がっています。
自分には無限の可能性があると信じて、積極的に違う業界やジャンルの仕事を探してみましょう。
出会いのチャンスを掴むために!転職活動で押さえておきたいポイント
最後に、素敵な出会いを実現するための「転職活動で押さえておきたいポイント」をまとめました。
1.「どんな人が働いているのか!?」も可能な限りリサーチする。
2.自分が好きなことや、興味がある分野の仕事をさがす
3.その業界や企業の将来性も考慮しておく
4.できるだけ妥協しないで求人を探す
5.異業種の友人や年齢の離れた先輩など、色んな人の意見を参考にする
6.自分自身が成長できる企業や仕事を選ぶ
この他にも大切な事はあると思いますが、上記の点を踏まえた上で、とにかくポジティブに転職活動を続けることが大切です。
また金銭的な余裕がない場合は、次の仕事が決まってから今の職場を退職するようにしましょう。
辞めた後すぐに仕事が決まらない場合、妥協して就業先を選んでしまうことになり兼ねません。
よく耳にする言葉ではありますが、「人生は一度きり」です。
やりたい仕事で素敵な人達と出会い、素晴らしい毎日を全力で生きていきましょう(^^♪