めまいと吐き気、低体温の症状が寝起きに出た時の体験談
こんにちは。
今回は私(しげ)が寝起きに「めまい」と「吐き気」、さらに「低体温」の症状が出た時の体験談と、その原因について調べたこと、さらに改善策についてまとめました。
人間の体は本当に不思議なもので、突如として全く予想していなかった症状に悩まされることがあります。
私が体験しためまいと吐き気もまさに予想外の出来事であり、この日は仕事を休むことにしたのです。
同じような症状が出た方がおりましたら、今回の記事をぜひご参考にして頂ければ幸いです。
目次
寝起きで感じた「めまい」と「吐き気」の症状
私が今回「めまい」と「吐き気」の症状を感じたのは、16時頃でした。
仕事が夜勤だったため、就寝したのは朝の9時頃です。
丁度日曜日だったので、アパートの隣りの部屋の方は在室。生活音がうるさくて、思うように眠れませんでした。
うとうとしながら時間が経過し、しっかり眠れたかどうか解からないような状態で起床時刻の16時を迎えます。
スマホの目覚ましによって起き上がったところ、身体の状態がいつもと違いました。
「あれ、これって”めまい”かな・・・?」
と思ってしまうぐらい、頭がくらくらしていました。
また同時に吐き気に襲われてしまい、思わずトイレに駆け込みます。
明らかに具合が悪いと感じた私は、体温計を引き出しから出して、熱を計りました。
出た数値はなんと・・
「34.9℃」
です。いつもは36℃台なのですが、この時は著しく体温が下がった「低体温」の状態でした。
起きてから2時間が経過しても、症状は治まりません。
ということでこの日は、仕事を休むことにしたのです。
原因は「自律神経の乱れ」と推測!
予想外の症状に見舞われた私は、「めまい」や「吐き気」さらに「低体温」などのキーワードで原因を検索しました。
その結果たどり着いたのが「自立神経の乱れ」です。
自立神経が乱れてしまうと、以下のような症状が出ると言われています。
・身体のだるさ
・不眠
・めまい
・息切れ、動悸
・頭痛
・倦怠感
・便秘、下痢
・食欲不振
さらに体温が低いと、腰痛や肩凝りなどの症状が出るケースもあるそうです。
そもそも自律神経とは、「自分の意思ではコントロールできない神経」のことで、汗をかいたり、鼓動が早くなったり、ヨダレが出たりなどの症状を司る神経です。
この自律神経と相反する神経が、体性神経です。腕を上げたり、目を閉じたりなど、意識してコントロールできる神経を意味しています。
めまいや吐き気は、自分でコントロールができない「自律神経の乱れ」による症状です。
では一体どうすれば、自律神経を整えて、健康的な状態になれるのか。その方法についても調べてみました。
自律神経を整えるためにできること
幸いなことに、4~5時間ぐらい経過すると「めまい」や「吐き気」の症状は治まってきました。
しかしながらこのような症状が再発してしまった場合、また仕事を休むことになり兼ねません。
ということで、自立神経を整えるためにできることも、合わせて調べてみました。
〇適度に運動する
ウォーキングやヨガなどの適度な運動は身体の血流を良くするだけでなく、ストレス発散にも役立ちます。
ストレスは自律神経の大敵であり、適度に発散することが大切です。ただし、激しい運動は逆効果になる可能性があるので、会話をしながらできる程度の、強度の低い運動を選びましょう。
〇できるだけ規則正しい生活を送る
私達の身体は、起きて活動している間に交感神経がよくはたらき、就寝中やリラックスしている時は副交感神経が優位になります。規則正しい生活を送ることで、この2つの神経が正常に作用し、自律神経が整っていくと言われています。
〇ぐっすり眠る
気持ち良くぐっすりと眠ることも、自律神経を整えるのに効果的です。
眠る前にスマホやパソコンの画面を見てしまうと交感神経が働き続けてしまい、よく眠れない危険性があります。ぐっすりと睡眠をとるためには、日中や夜の過ごし方も重要です。
〇起きたら朝日を浴びる
朝起きた時に朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、自律神経が整いやすくなります。また夜も就寝しやすくなり、規則正しい生活に繋がります。
〇入浴や音楽、読書でリラックスする
ゆっくりとお風呂に浸かったり、好きな音楽を聴いたりすることは、身体をリラックスさせるのに効果的です。1日の間でリラックスできる時間を作ることは、自律神経にも良い効果をもたらしてくれるそうです。
〇食事の栄養バランスを整える
栄養バランスの偏りは身体に悪いだけでなく、自律神経にも悪影響を及ぼします。高カロリー&高脂質の食事はできるだけ避けて、魚や野菜、大豆食品、ナッツ類など、健康に良い食事を積極的に摂るようにしましょう。
自律神経を整える効果が期待できる「食べ物」と「飲み物」
続いて、自律神経を整える効果が期待できる「食べ物」や「飲み物」をピックアップしてみました。
食べ物
〇バナナ
バナナには少量のトリプトファンが含まれているだけでなく、ビタミンB6が豊富に含まれています。ビタミンB6には、神経伝達物質を合成する作用があるそうです。
私も早速近くのスーパーへバナナを買いに行ったのですが、小ぶりのバナナ4本入りが100円ぐらいで販売されていました。
〇GABAチョコレート
GABAは副交感神経の働きをサポートし、メンタルを落ち着かせる効果があると言われている成分です。不眠は、良好な自律神経にとって大敵です。
最近ぐっすり眠れていないという時に、ぜひ一度試してみたいですね。
私もテレビCMなどで放送された上の写真のチョコレートを購入してみました。「睡眠の質を高める」と書かれており、食べてみると甘くて美味しい!このチョコの影響かどうかははっきりとわかりませんが、これを頂いた日はよく眠れました。
〇ヨーグルト
多方面で健康に良いと言われている「ヨーグルト」も、自律神経を整える効果があるそうです。
ヨーグルトには交感神経の働きを抑制するカルシウムだけでなく、トリプトファンも豊富です。トリプトファンの神経伝達物質のセロトニンの生成に必要な成分であり、精神の安定にも関わっています。
飲み物
〇ホットミルク
牛乳には、トリプトファンが多く含まれています。リラックス効果をもたらす神経伝達物質の1つに「セロトニン」という成分があるのですが、トリプトファンはセロトニンの合成に必要な成分です。
さらに、牛乳はミネラル成分の一種であるカルシウムも豊富です。
〇ココア
ココアには「テオブロミン」という苦み成分が含まれており、自律神経を整える作用があると言われています。ミルクに入れて飲めばタンパク質やカルシウムも一緒に摂取できるので、一石二鳥です。
〇カモミールティー
ハーブティーは心身をリラックスさせてくれるイメージがありますが、自律神経をと整えるのに良いと言われているのが「カモミールティー」です。
カモミールティーにはカフェインが含まれていないため、安心して飲めますね。
自律神経を整えるのに有効な栄養素
最後に自律神経を整えるのに有効だと言われている栄養素と、その栄養素が含まれている食品をまとめました。
〇トリプトファン
バナナ、大豆食品、マグロ、カツオ、卵、乳製品、肉類、穀類など
〇ポリフェノール
カカオ、ブルーベリー、緑茶、コーヒー、納豆など
〇マグネシウム
アーモンド、大豆食品、落花生、ひじき、納豆など
〇カルシウム
小魚類、乳製品など
〇葉酸
モロヘイヤ、菜の花、レバー、イチゴなど
〇パントテン酸
アボカド、レバー類、たらこ、ささみなど
〇ナイアシン
マグロ、サバ、エリンギ、たらこなど
〇ビオチン
玉子、落花生、イワシ、レバー類など
〇ビタミンB群
豚肉、鶏ささみ肉、レバー類、うなぎ、マグロ、カツオ、サバ、ホタテ、あさり、牡蠣、ニンニク、納豆、モロヘイヤなど
〇ビタミンC
キウイフルーツ、いちご、みかん、レモン、ブロッコリー、キャベツ、小松菜、ゴーヤなど