映画「さかなのこ」がおもしろい!感想と魅力的な10個のポイント
こんにちは!まとめてウェブ編集部です。
今回は筆者である私(しげ)が実際に鑑賞し、予想以上におもしろかった!と思った映画「さかなのこ」の感想や、魅力的な10個のポイントについてまとめました。
この作品は皆様ご存知、魚類学者やタレントとしてとして活躍されている「さかなクン」の半生を描いた映画です。
男性のさかなくんを女性の俳優・のんさんが演じたことでも話題になりましたし、2023年3月の第46回日本アカデミー賞では、のんさんが主演女優賞を受賞されました。
監督は「南極料理人」や「横道世之介」などの代表作で知られる沖田修一さんで、この監督ならではの”やさしい台詞や雰囲気”も随所に散りばめられています。
井川遥さんや柳楽優弥さん、夏帆さん、磯村勇斗さんなど、実力のある役者さんがたくさん出演していることも、魅力の1つかもしれません。
2023年5月現在、映画「さかなのこ」はユーネクストで鑑賞できます。
私達に元気を届けてくれるとても素敵な映画ですので、お時間がある時に是非ご覧になってみてはいかがでしょうか(^^♪
※今後、配信が終了する可能性もありますので、ご注意願います。
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目次
1.各映画サイトの評価が高い「さかなのこ」
気になる映画を見ようかどうか迷っている時、映画サイトの評価を事前にチェックしている方は少なくないと思います。
そこで、各大手サイトで「さかなのこ」の評価をチェックしてみたところ、下記のようになっていました。
〇Yahoo!映画 ⇒ 4.2(評価件数1,104件)
〇映画.com ⇒ 3.8(評価件数278件)
〇MOVIE WALKER ⇒ 4.2(評価件数91件)
※2023年5月7日時点の評価で、ポイントはいずれも「5点満点中」です。
Yahoo!映画では☆の数で評価をつけているのですが、☆5つの最高評価をしている人が一番多かったです。
本当にたくさんの人々が「いい映画だった!」と言っているので、信憑性が高いですね。
私もこの評価の高さを知って鑑賞してみたのですが、見て良かった!と思える映画でした。
2.数々の名作映画でしられる沖田修一監督の作品!
映画「さかなのこ」で監督を務めたのは、数々の名作映画で知られる沖田修一さんです。
これまでの代表作を見てみると・・
・南極料理人(2009年公開 主演:堺雅人)
・キツツキと雨(2012年公開 出演:役所広司、小栗旬)
・横道世之介(2013年公開 出演:高良健吾、吉高由里子)
これらは私も全て鑑賞しましたが、どの映画もやさしいタッチと画風で、見ていて癒される感じです。
今回の「さかなのこ」も、沖田監督の作風や良さが全開といった感じでした。
登場人物がみんなやさしくて、映画全体の雰囲気もとてもやさしいです。
3.主演の「のん」さんが、さかなクンの役にドハマり!
主演が女優「のん」さんだと聞いた時、”男性のさかなクンを女性ののんさんが演じるんだ!”と驚かれた方も少なからずいらっしゃると思います。
私もその一人でした。
実際にどうなのかな~と思って鑑賞してみると、これがまたドハマり役で・・・!
もう、のんさん以外考えられないっていうぐらい、唯一無二の魅力が出ていました。
2023年3月10日に開催された第46回の日本アカデミー賞では、のんさんが主演女優賞を受賞しました。
最優秀賞は「ケイコ 目を澄ませて」の岸井ゆきのさんでしたが、のんさんの演技も本当に素敵です。
本当にこれ以上ない適役だと思いました。
4.魚の映像がリアルで、ちょっとした勉強になる
魚博士のさかなクンを描いた映画だけに、劇中では随所に色んな魚が登場します。
ちょっと気になる「アニサキス」というワードも出てきましたし、魚について勉強になった部分もありました。
まるで水族館に行ったような気分になれます。
5.出演している俳優さんが豪華!
映画「さかなのこ」に出演している注目俳優は、のんさんだけではありません。
のんさん以外にも、著名な俳優さんがたくさん出演しています。
ミチコ(お母さん):井川 遥さん
ヒヨ(幼馴染):柳楽 優弥さん
モモコ:夏帆さん
総長:磯村 勇斗さん
籾山(もみやま):岡山 天音さん
浜野 庄子:朝倉 あきさん
歯医者:豊原 功補さん
さらに、お笑いコンビ「かが屋」の賀屋壮也さんや、「シソンヌ」の長谷川忍さんも出演しており、このお二人が出るシーンは笑えます。
そしてなんと、さかなクン本人も「ギョギョおじさん」の役で出演していました。
有名な方々がたくさん登場してくるので、その点もおもしろさの秘訣ですね。
6.さかなクンが原作者。リアルな半生をもとにして描かれている
この映画「さかなのこ」の原作者は、主人公であるさかなクン本人です。
さかなくんが書いた、こちらの「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」が原作になっています。
劇中ではさかなクンが子供の頃からの話が綴られており、小学校、高校、そして社会人になってからが、丁度良いテンポで進んでいきます。
笑える所も随所に散りばめられており、思わず泣いてしまう場面もありました。
映画を見終わってからさかなクンのことを調べてみたところ、2023年現在のさかなクンの経歴がすごいです。
・東京海洋大学の名誉博士&客員教授
・外務省「海とさかなの親善大使」
・農林水産省 お魚大使
・日本ユネスコ国内委員会 広報大使
などなど、数えきれないぐらいの肩書がありました。
ちなみにさかなクンの生年月日は、1975年8月6日でした。今年で48歳になる年齢なので、とても若く見えますね。
7.井川遥さんが演じるお母さんが、とにかくやさしい
劇中を通してずっと思ったのが、井川遥さん演じるさかなクンのお母さん「みちこ」さんのやさしさです。
魚のことばかりに夢中になってしまうミー坊(さかなクン)に対して、周囲は少し変わった目で見ています。
しかし、お母さんだけはミー坊のことをやさしく見守り、心から応援し続けたのです。
今のさかなクンのご活躍は、このお母さんがいたからこそなのかもしれません。
8.こども時代の場面がおもしろい!
この「さかなのこ」ではさかなクンの幼少期からの成長が綴られているのですが、この子供時代の場面がとにかくおもしろいです。
昭和時代の小学校の雰囲気が出ていて、台詞にも可愛げがあります。
高校に進学すると、この時代ならではのヤンキーも登場。
このヤンキーも実はいい人達だったりして、そのギャップも良かったですね。
ちなみに脚本は、監督である沖田修一さんが務めています。
思わず笑ってしまう台詞が、少なくても10回以上はありました。
9.人々のやさしさに感動!泣ける場面も
映画「さかなのこ」を通して大きく感じたのが、登場する人々のやさしさです。
出てくる人達がとにかくいい人で・・・。
最初は「あれ、この人はちょっとやばいかも・・・」
と思える人でも、さかなクンと関わることでやさしくなっていきます。
色んな人達の愛が溢れていて、その愛を私達も教授できる感じです。
見ているだけで不思議と清々しく、やさしい気持ちになれました。
10.好きなことを大切にして生きることの素晴らしさを教えてくれる
さかなクンは、子供の頃からずーっと、魚のことが大好きです。
そして誰よりも魚のことを愛していて、魚のことを詳しく知っています。
今では大学の名誉博士となり、魚の学者さんとしても有名な存在となりました。
これはさかなクンが「自分が好きなことをずっと大切にして生きてきた結果」なのだと思います。
私達は大人になると、好きなことをあきらめなければならない場面が必ず出てきます。
でも、好きなことしている時は、ストレスが解消されたり、自然と笑顔になれたりなど、心身にとって良い影響が出てくるものです。
好きなことをして、人生を楽しむ。
この尊さを、映画「さかなのこ」を通して教えられたような気がします。
最初は見るかどうか迷っていましたが、結果として見てとても良かったです。
素敵な映画を、本当にありがとうございました!
なお、ユーネクストでは沖田監督の作品や、のんさんが出演している映画も多数公開されています。
お時間がある時に、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。