自己肯定感を高める20の考え方
本屋に行くと本当にたくさんの書籍が陳列されていますが、最近「自己肯定感を高める」という言葉をよく見かけたりしませんか?
私も本が大好きで定期的に本屋に行っているのですが、ビジネス書や実用書などのコーナーで「自己肯定感」というタイトルが入った本を見る機会が多くなりました。
今、ビジネスや自己啓発などの分野で注目されている「自己肯定感」には、以下の意味があります。
〇自分自身の存在意義や価値、個性などを尊重でできる感情
〇自分の考え方や在り方を、積極的に肯定できる感情
自己肯定感を自尊心という言葉と意味が似ており、簡単に言えば「自分自身の全てを認め、そして尊重し、前向きに進む」ということだと思います。
実際に私も自己肯定感に関する書籍をいくつか読んでみましたが、この自己肯定感がいかに私達人間にとって重要なのか、改めて考えさせられましたね。
そこで今回は、自己肯定感を高める20の考え方について、記事をまとめました。
一つひとつの項目を簡潔にまとめましたので、心に響くものがあれば、ぜひ実践していきましょう!
目次
自分の存在には大きな価値があると感じる
人は誰でも、存在していることに価値があります。
大きな失敗をしたり、他人から批判されたりすると、「自分には価値がないのでは」という気持ちが生まれてくるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
仕事の実績や、財産の有無、友達が多いか少ないかなど、人はそれぞれ置かれている状況が違います。
ここで重要なのは、たとえどんな状況に置かれていたとしても、存在しているという価値は普遍的なものであり、大きな価値を秘めていることです。
今この瞬間から、自分の存在には大きな価値があると信じましょう。
他人の評価は全く気にしない
他人からマイナスの評価を受けた時、真面目に受け取ってばかりいると、心が参ってしまいます。
そもそも人は、自分自身の価値観を基準にして、他人を判断しているものです。
他人が自分を悪く評価しても、その評価自体が間違っている可能性も十分考えられます。
周囲の人々の評価は、全く気にする必要はありません。
自分が納得できているかどうか、自分自身の心を一番大切にしましょう。
仕事を心から楽しむ
仕事は嫌々こなすか、自分から進んで取り組むかで、成長度合いが大きく異なってきます。
大切なのは仕事に対して可能な限り”建設的”に向き合い、周囲と協力しながら、できるだけ楽しく取り組むことです。
もしどうしても好きになれない仕事であれば、転職するのが最善の策だと言えます。
仕事を心から楽しむことで、数ヶ月後、数年後の結果が大きく変わります。
自分が思った通りに生きる
あなたは、家族や友達の声に耳を傾けすぎるあまり、生き方や行動が抑制されていませんか?
人は社会性や道徳について学ぶにつれて、自分自身を抑えてつけてしまうことがあります。
社会のルールを守ることは、当然のことながら重要です。
そのルールをしっかり守った上で、自分が思った通りに生きているかどうか。これが大切なのです。
自分がやりたい事に集中し、おもい通りに生きる。
そうすればきっと、おじいさんやおばあさんの世代になった時に、「充実した人生だった」と振り返ることができるでしょう。
ミスをした自分を許す
多くの人は、ミスをすると自分を責めてしまいがちです。
さらに周囲や上司から怒られれば、自己嫌悪感が一層強くなります。
そんな時は、ミスをした自分を責めずに、「だいじょうぶ、大したミスじゃない」を心の中で呟いてみましょう。
そうすると心がスーっと軽くなり、ミスをした原因や改善策などが見えてくるものです。
どんな出来事が起きても、プラスに解釈する
人は悪い出来事が起きると、どうしてもマイナスに考えてしまいやすくなります。
ここで落ち込み続けるか、それとも「どうしてそうなったんだ?」と建設的な考えに切り替え、前に進んでいくかどうかで、その後の気持ちは大きく変わってくるものです。
良いことが起きれば誰でもハッピーになれますが、意識しておきたいのが不快なことや、良くないことが起きた時です。
この時の出来事をプラスに解釈できれば、物事は大きく好転していきます。
嫌な言葉を投げかけてくる人は、相手にしない
世の中には、誰もが聞いて不快になるような言葉を、平気で投げかけてくる人がいます。
このような人は相手をけなすことで、自分自身の優越感を得ようとしているのです。
言い返すと逆効果になるケースが多いので、嫌な言葉を投げかけてくる人は、可能な限り相手にしないのが得策だと言えます。
他人への悪い感情はすぐに捨てる
周囲の人が何か良くないことを言ったり、自分の価値観とは異なる行動をとったりした時。
私達は何かとその人に悪い感情を抱いてしまいます。これはある意味、当然の心理かもしれません。
しかし、このようなマイナスの感情は怒りの要因となり、悪い事を引き寄せてしまう危険性があります。
もしどうしても苦手な人がいる場合は、自分は自分、他人は他人だと割り切って行動すれば良いのです。
他人への悪い感情はすぐに捨てて、好きなことや、他の素敵なことに目を向けましょう。
夢の実現に向けて動き続ける
夢を夢のままで終わらせている人は少なくありません。
大切なのは、夢を実現するために、行動を起こしているかどうかです。
夢に障害は付き物であり、時には大きな壁が立ちはだかる時もあります。
ここで重要なのが、いかに工夫するかです。
壁がデカければデカいほど、大きく成長するチャンスです。
夢の実現に向けて、止まることなく歩き続けましょう。
出会いを楽しめる心をもつ
人との出会いは、人生の醍醐味の一つです。
素敵な人と出会えれば、生活が楽しくなるのはもちろんのこと、人生が大きく好転するケースも少なくありません。
あなたは今、人との出会いに億劫になっていませんか?
世の中には、悪い人達が存在しているのも事実です。
しかしながらもしそのような人と出会ったならば、しっかりと距離を置き、タイミングを見てフェードアウトすれば良いだけです。
素敵な人、そして好きだと思える人との出会いは、人生を豊かにしてくれます。
出会いを楽しめる心をもち、人との出会いを大切にしていきましょう。
他人と自分を比較しない
自分と他人を比較するのは、今すぐ止めましょう。
比較するということは、自分と他人の間に優劣をつけるということです。
もし自分が他人より優れていれば嬉しくなり、劣っていれば悲しくなる。
このようなことを繰り返していけば、やがて心は荒んでしまいます。
人間には一人ひとり個性があり、みんながそれぞれ異なる才能や長所を持っています。
このため他人と比較することは、本当に無意味なことなのです。
余計な競争をしない
人類は、様々な所で競争が行われています。
「競争社会」という言葉もあるほど、色んな場所で競争があり、勝者と敗者が生まれています。
競争に負けてしまった場合、自分は勝った人と比べて価値がないと思ってしまうものです。
しかし、”負ける=価値がない”という考え方は大きな間違いであり、あなたは常に価値がある人間なのです。
余計な競争をしてしまうと、時には傷ついてしまうことがあります。
このため無理に競争しようとせず、周囲の人達と建設的な行動を起こしていくことが大切です。
自分自身を決してけなさない
何か大きなミスを犯した時。
・自分はなんて馬鹿なんだ。
・どうしてこんな事をしてしまったんだ。
・自分、こんなに頭が悪かったなんて・・・。
・この程度しかできないなんて、ダメな人間だ。
このように、自分自身をけなしたりしていませんか?
自分を責める言葉は、自分の短所にしか目を向けていません。
もし失敗したのであれば、そこからたくさんのことを学べるはずです。
失敗しても決して自分をけなさずに、次に活かせるチャンスを掴んだとして、前向きに進みましょう。
他人を無理に変えない
周囲の人達が思うように動いてくれなっかったり、余計な事をしていたりした場合。
”あの人、ちょっと変わってくれないかな・・・”
と思ってしまことはありませんか?
人を変えるのは、至難の業です。なぜならすべての人には意思があり、自分の価値観に基づいて行動しているからです。
他人を変えるよりも簡単で効果的なのは、自分が変わることです。
他人が変わらなくても、自分が変わることで好転することは、本当にたくさんあります。
自分の長所を伸ばし続ける
人は誰でも、長所と短所があります。
短所を改善することも良いかもしれませんが、目標を達成するために重要なのは、長所を伸ばし続けることです。
長所を伸ばし続ければ、いつの日かきっと、突き出た存在になれるでしょう。
不平や不満を口にしない
不平や不満は、言うだけ無駄です。
何か不満を口にしたところで、事態が好転することはありません。
それどころか、もし周囲の誰かがあなたの不平や不満を聞いていた場合、その人まで嫌な気分にさせてしまいます。
さらに「不平や不満の多い人」と思われてしまい、いつの間にか周囲の人達から敬遠される恐れも出てくるのです。
不平や不満、さらに批判的なことが頭に浮かんだ時は、すぐに気持ちを切り替えて、楽しいこと、前向きなことを考えるようにしましょう。
この習慣をつければ、あなたの人生はきっと好転していくはずです。
今この瞬間が、幸せだと感じる
・もっとお金があれば、幸せになれるのに。
・恋人がいないから、今の自分は不幸せだ。
・友達がおらず、毎日が寂しい。
このような思いが頭をよぎり、自分自身が不幸せだと思っていませんか?
人間はそもそも、生きているだけで幸せなのです。
もし恋人がいないのであれば、自分から積極的に動き出してみましょう。
素敵な相手が見つかれば幸せですし、その目標の実現に向かって動き出した今この瞬間も、きっと幸せを実感できるはずです。
自分のやりたいことをやる
人は成長するに連れて、他人の言うことに従ったり、周囲の意見を気にしたりする場面が増えてきます。
こうなってしまう大きな理由は、先生や親などから「周囲の人からどう思われるか、気にした方が良い」という固定観点を植え付けられるからです。
そして、周囲の人々からどう思われるかを気にし過ぎてしまい、自分のやりたいことができなくなります。
他人の意見に従えば、自分自身の自由が失われます。
人生はたった1度切りです。自分主導で、本当にやりたいことに挑戦しましょう。
褒め言葉を言われたら、感謝の言葉を返す
あなたは人から褒められた時、照れてしまい「そんなことはないですよ!」と返したりしていませんか?
特に日本人は謙虚な人が多いと言われており、褒められることに慣れていない人が少なくありません。
褒め言葉を否定することは、”自分にはそれだけの価値が無い”と言っているようなものです。
もし誰かがあなたを褒めてくれたら、決してそれを否定せずに、素直に受け入れましょう。
そして「ありがとうございます。」と感謝の言葉を伝える習慣を身に付けましょう。
自分の健康を大切にする
健康的な生活を毎日続けることは、自己肯定感を高めるのに有効な方法の1つです。
自堕落で不健康な生活を送っていると、メンタルの部分にも悪影響を及ぼすものです。
健康的に生きていれば、どんな場面でも全力を出せます。
身体的に何かしらのトラブルを抱えている場合、万が一の時にチャンスを失ってしまうかもしれません。
健康の鉄則は、十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事、そして適度な運動です。
不健康になる要素を可能な限り省き、健康増進に向けて動き出しましょう。