失恋して大泣きするのは体に良いって本当!?気持ちの切り替えが大切
・大好きだった彼女から突然、別れ話を切り出された。
・結婚を考えていた彼氏から、別れようと言われた。
失恋の状況は人それぞれ違いますが、相手への想いが強ければ強いほど、本当に辛く、悲しいものですよね。
人知れず大泣きしてしまい、目が真っ赤に腫らしてしまった方もきっといらっしゃると思います。
しかし、失恋して大泣きすることは、”体に良い変化をもたらす”ことをご存知でしょうか?
”そんなわけないじゃん!”
というツッコミの声が聞こえてきそうですが、自律神経の観点に立つと、大泣きすることでスッキリすることができるのです。
そこで今回は、大泣きすることで得られるプラスの効果についてまとめました。
失恋した時は本当に辛いですが、気持ちを切り替えることが大切です。新たな出会いに向けて、少しずつ前進して行きましょう!
感情にも影響する自律神経の働きとは?
一体なぜ、大泣きすることが体に良いのか。
それは私達人間の体に備わっている「自立神経の働き」によるものです。
自律神経とは、私達の意識とは関係なく働く神経を意味しています。
恥ずかしくなって顔が赤くなったり、お腹が空いて食欲が湧いてきたりなど、私達は意識と関係なく身体的な変化が出ることがありますが、これは自律神経の働きによるものなのです。
一言で表現すると、自律神経は「身体の各器官の調節を担う」神経だと言えます。
大泣きすることで副交感神経が優位になり、スッキリできる!
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は身体が緊張したり、興奮したりすると優位になる神経で、仕事中などは交換神経が優位になる場合が多いですね。
一方「副交感神経」は、リラックスしている時に優位になる神経です。
交感神経と相反する神経であり、基本的に就寝中は副交感神経が優位になっています。
そして恋人にフラれるなどして大泣きする時も、副交感神経が優位になるのです。
私達は涙をたくさん流すことで緊張状態が一気にほぐれ、神経伝達物質である「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンはストレスに対して有効な脳内物質であり、涙を流した後にスッキリできるのは、このためなのですね。
涙活(るいかつ)という言葉も一時期流行りましたが、これは自律神経のメカニズムを利用した活動だと言えます。
失恋した後は、前向きに行動を起こすことが大切
失恋して大泣きした後は積極的に何かに打ち込むなど、前向きな行動を起こすことも大切です。
・栄養バランスのとれた美味しいものを食べる
・ぐっすりと寝る(長時間の寝すぎはNG)
・運動する
・大好きな友達と会う
・没頭できる趣味に打ち込む
このような健康的で前向きな行動は、私達の身体だけでなく、心の部分でも良い効果をもたらしてくれます。
プライベートなことだけでなく、「仕事に打ち込む」のも有効な手段です。
何かに打ち込むことで失恋に辛い状況から解放されますし、悲しい別れを過去のものとして考えやすくなります。
そしてもう1つ、おすすめしたいのが「誰かのためになることを、積極的に行う」ことです。
・職場で仕事が忙しい人を手伝ってあげる
・周囲で落ち込んでいる人を見かけたら、積極的に声をかける
・家事の手伝いをする
・友達の相談に乗ってあげる
など、人のためになることなら何でも構いません。
時には「ありがとう!」と感謝の言葉をかけてもらえますし、不思議と心が温まるものです。
このような「人に感謝されること」を積極的に行うことで、あなた自身の幸福度も高まっていきます。
失恋による気持ちの切り替えは、新しい出会いへの始まりになる
失恋は本当に辛いものですが、恋人との別れは、考え方を変えれば「新しい出会いへの始まりの時」だと言えます。
誰かとお付き合いしている時に新たな出会いを求めれば、これははっきり言って浮気です。
しかしながら失恋によってパートナーとしての関係が無くなれば、新しい出会いの可能性が一気に広がります。
もし1ヶ月、半年、1年、2年と過去の恋人のことを引きずってしまった場合、新たな出会いのチャンスを無くし続けることになります。
失恋で最も大切なのは、反省すべきところは反省し、気持ちを切り替えて前へ進むことです。
今この記事を読んで頂いた瞬間から気持ちを新たにし、これからの出会いに向けて歩き始めましょう!