デスクチェアで疲れないために!パソコン用の椅子を買う時の注意点
自分自身にとって、最適なデスクチェアと出会うために。
このページでは、デスクチェアの購入に1度失敗し、返品後にベストな椅子に辿り着いた筆者が、”疲れないデスクチェア”を選ぶ時に押さえておくべきポイントをまとめました。
まず始めに結論を言ってしまうと、デスクチェアを選ぶ時は以下の項目をチェックすることが重要です。
・座った時に、足裏の全面が床に着くかどうか
・椅子の高さをちゃんと調節できるかどうか
・座面はお尻全体を支えてくれるかどうか
・お尻から腰までの湾曲のラインを、サポートしてくれるかどうか
・背中をもたれかけた時に、感触が良いかどうか
・机(デスク)とのバランスや高さが合っているかどうか
・パソコンのキーボードを打つ時に、違和感がないかどうか
デスクチェアは長時間座ることを想定して、本当に細かい部分まで感触を確かめることが重要です。
安易に選んでしまえば、椅子に座ることで疲れてしまうだけでなく、腰痛の要因になってしまう恐れがあります。
一体なぜ、上記のポイントが大切なのかどうか。
体験談をもとにしてその理由をまとめましたので、是非参考にしてみてくださいね(^^♪
目次
デスクチェアを値段だけで安易に選んでしまうという大失敗
今回、私がこの記事を書こうと思ったきっかけは、デスクチェア選びで実際に失敗をしたからでした。
私が経験した失敗の経緯は、以下の通りです。
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・ある家具・インテリア店で、値段が半額ぐらいに下がっていた椅子を発見。
・まさかの衝動買いをしてしまう。
・家に帰って組み立て、座ってみたら、まさかの違和感だらけ。
・購入したお店に電話したところ、商品に傷等が無ければ返品できるとのこと。
・組み立てた椅子を持ち運びできる程度に分解し、購入したお店へ持ち込む。
・傷などは特に無かったため、全額返金に。
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失敗した最大の原因は、
「値段が安いことに大きな魅力を感じてしまい、座り心地をしっかり確かめなかったこと」
です。
購入する前に軽く座ってじて「こんなもんで大丈夫だな!」と安易に決めてしまいました。
しかし、購入して家で組み立て、改めて座ってみたところ・・・。
・座高を一番低くしても、足の裏が全部つかない
⇒ 何となく落ち着かない。腰の負担が大きくなりそう。
・座高が高いので、パソコンのキーボードを打つ時に猫背になってしまう。
・座面が広すぎて、腰の部分をサポートしてくれない。
・背もたれの部分にも違和感がある
などの大きな違和感を感じてしまったのです。
特に、私のようにプライベートな時間でパソコンに向かう時間が長い場合、”キーボードを打つ時に良い姿勢をキープできるかどうか”は、疲れないための重要なポイントです。
このため少しでも姿勢が悪くなったり、違和感を感じたりするデスクチェアは、絶対に避けるべきだと思います。
今回は返品できたので良かったですが、安易に選んでしまうと金銭的にも損をすることになり兼ねません。
5店舗のデスクチェアをチェックして、一番ベストなものを購入!
上記の返品の体験談で「もうデスクチェア選びで失敗しないぞ!」と誓った私は、色々なお店を巡って座り心地を細かくチェックすることにしました。
行ってみたお店は、
・家具&インテリアのお店を2店舗
・ホームセンターを3店舗
の合計5店舗です。
いずれも誰もが知っている大手のお店です。
そして座り心地をしっかりチェックし、「これはいいな♪」と思えたデスクチェアを頭の中に入れておきます。
最終的には5店舗の全てのデスクチェアを見て回った後に、「あの店の椅子がベストだ!」と判断。
そしてそのお店(家具&インテリア店)に行き、個人的にベストだと感じたデスクチェアを購入しました。
その後はすぐに家に持ち帰り、組み立てました。
完成したデスクチェアを机にセットし、キーボードを叩いてみたところ、違和感がありません。
猫背になることなく、背筋を伸ばした姿勢をキープしたまま、キーボードを打つことが可能です。
そして長時間に渡ってパソコンに向かってみましたが、疲れたり、腰が痛くなったりすることはありませんでした。
デスクワークで疲れないようにするためには、椅子選びは本当に重要なんだと改めて実感させられました。
疲れないデスクチェアを選ぶための重要なポイント
上記の体験をした筆者が、疲れないデスクチェアを選ぶためのポイントについてまとめました。
1.座った時に、足裏全面が床に着くかどうか
足がつま先立ちになったり、足裏が着かなかったりする椅子は、座高が高すぎます。足裏で体重をサポートできない分、腰への負担が大きくなる可能性も考えられます。
2.椅子の座面の高さが、適切な部分まで調節可能かどうか
デスクチェアは高さを調節できるものが多いですが、意外と調節範囲が狭いものがあります。足裏が全部着く部分まで、下げることができるかどうかが大切です。靴を履いている場合は、一度脱いだ状態でチェックしてみましょう。
3.お尻や腰の部分を、しっかりサポートしてくれるかどうか
座った時に、お尻や腰の部分を包み込んでくれるようなサポート感があるかどうかも、重要なポイントだと思います。
サイズが大きすぎたりすると、お尻から腰のラインに隙間ができてしまい、ゆったり座れないかもしれません。
サポートしてくれる感覚を得られるかどうかも、チェックしておきましょう。
4.机と椅子のバランスが合うかどうか
机に対してデスクチェアの高さをぴったりと合わせられるかどうかも、重要なポイントです。
キーボードを打つ時に座高が適切な高さじゃないと、肩こりや腰を痛めるリスクがでてきます。
違和感なくキーボードが打てるかどうか、購入する際にしっかり考えておくことが大切です。
5.背もたれの感触が良いかどうか
デスクに向かってキーボードを打っていると、時々背伸びをして後ろにもたれたくなるものです。
このような時、気持ち良く背もたれがサポートしてくれるかどうかも、欠かさずチェックしておきましょう。
背もたれが後ろに倒れない椅子は、ちょっと窮屈に感じてしまうかもしれません。このため、背もたれは適度に後ろへ倒れるものがベストだと思います。
ベストなデスクチェアを選び抜きましょう!
ここまでご覧頂き、いかがでしたでしょうか。
デスクチェアは長時間に渡って自分の身体を預ける家具であり、座っていて疲れないようにするためには、ベストなものを選び抜くことが大切です。
また色々な椅子に座って確かめることで、「こんな素敵なデスクチェアがあったんだ!」といった新しい発見が得られるかもしれません。
今回の記事が、少しでもあなたのデスクチェア選びに役立つことを願いつつ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!(^^)!