浮気調査後に離婚したい場合の流れ
浮気調査を探偵事務所に依頼する時、決定的な証拠をとってから浮気に踏み切ろうと考えている方もいらっしゃると思います。
しかしながら、証拠を取得した後にどのように進めていけば良いのか、いまいちご存知ではない方も多いと思いますので、このページでは浮気調査後の離婚の流れについて、簡単にまとめていこうと思います。
浮気の決定的な証拠が取れた後に行うことは、まずは相手への制裁です。ちゃんと慰謝料請求を行って、可能な限りの慰謝料を受け取りましょう。
その後の離婚までの流れは、以下の通りです。
1.配偶者との話し合い
2.家庭裁判所で調停を申込む
3.離婚裁判を行う
まずは配偶者と話し合いを行い、そこで話がまとまれば協議離婚となります。相手が何か行ってくる可能性が考えられる場合は、浮気調査の結果報告書を見せることで、相手も納得する可能性が高くなるでしょう。
そして、配偶者との対話を行っても話がまとまらない場合は、家庭裁判所で調停を申込むことになります。
さらに、調停でも決着がつかないとなると、今度は家庭裁判所で離婚裁判を行うことになります。
芸能人の夫婦でも離婚裁判を行うケースがありますが、これは3番の状態まで進行しているのですね。協議離婚できず、離婚調停でも話がまとまらず、最終的に離婚裁判まで進んでいます。
しかしながら浮気調査における証拠能力が高い場合は、裁判まで進むケースは少ないようです。
離婚裁判まで進んでしまうのは、浮気の証拠能力が弱い時が多いのですね。このため、浮気の証拠は後々のことを考えて、法的にも通用するものを押さえる必要があります。
日本にはたくさんの探偵事務所がありますが、法的証拠能力のある証拠をしっかりと掴んでくれるのが「原一探偵事務所」です。
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浮気が疑われる夫の携帯電話をチェックする方法
浮気をしているかどうか確認するために、どうしても見ておきたくなるもの。それが携帯電話ですね。今はスマホを利用している人も多いですが、ここではスマホもガラケーも全部ひっくるめて携帯電話と書くことにします。
携帯電話から夫の浮気の証拠を掴めるかどうかは、夫が用心深いか、そうでないかによって大きく分かれてきます。
まず夫がぜんぜん用心深くない場合ですが、この場合は比較的簡単です。夫が席を外している時に、こっそり携帯電話を覗いてしまえば良いだけです。ただし、この時は浮気を疑っていることを絶対に悟られないようにしましょう。疑っていることがバレてしまえば、どんなにズボラな夫でも警戒してしまいます。
そして問題なのが、夫が非常に用心深い場合です。
用心深い夫の場合は、浮気の証拠を徹底的に隠そうとします。このため携帯電話を常に持ち歩くようになったり、放置しておく場合でもロックをかけてしまうのですね。
このため、もし携帯電話の扱い方が変わってきた場合は、もしかすると浮気をしている可能性があるかもしれません。
では、このような用心深い夫の携帯電話をチェックするためには、どうすれば良いのでしょうか。具体的な方法は以下の通りです。
1.「携帯の電池が切れた」大作戦
一緒に外出している時に「携帯の電池が切れちゃった。どうしても職場に電話しなきゃいけないから、電話貸して?」と夫に切り出します。もしロックがかかっていた場合は、「あれ、ロック何番?」とサラっと聞いてみましょう。
しかし、夫は番号を教えずに解除してから手渡してくる場合も多いでしょう。この時は「ちょっと職場に電話するから」と言って少し夫から離れ、素早くメール等の履歴をチェックしましょう。
2.「一緒にネット検索」大作戦
「そういえば○○の結果どうなった?」だとと言って、スポーツの結果などをネット検索するよう夫に促してみましょう。その瞬間すかさず近くに寄って、スマホの画面をチェックします。
これは「予測変換」を見るもので、「す」と入力して「好きだよ」が出てきたり、「あ」と入力して「愛してる」と上位に出てきた場合は、かなり怪しいですね。
「あ」とか「す」などの言葉を入力させるためには、芸能人などの人名を調べるのが良いかもしれません。
離婚調停がうまくいかなかった時の裁判費用について
浮気などが原因で離婚調停となったが、うまく進まない。そして家庭裁判所の審判を経ても、その結果には承服できない場合。
このような状況になると、残される道は「裁判」です。希望する条件で離婚できるよう、裁判で争っていきます。
浮気が原因で離婚する場合は、半ば喧嘩別れのような状態が多いと思います。お互いが意地を張っているケースも少なくないため、調停不調に陥る場合が多々あります。
そして裁判を起こすとなると、気になるのが「費用」ですね。
裁判は離婚調停の時と同じ弁護士に依頼することも可能ですし、裁判は別の弁護士に依頼することも可能です。
しかし、弁護士を変えてしまうと、費用が倍近くまでかさんでしまうことも少なくありません。このため費用を抑えたい場合は、離婚調停と裁判の弁護士を同じ人にするのが一番です。
なので、離婚調停を依頼する弁護士も、しっかりとした人選の上で決めたいですね。
日弁連のアンケート調査結果を見てみると、調停から裁判まで同じ弁護士が担当した場合、裁判にかかる費用は以下のとおりでした。(離婚調停の費用は含まれていません。)
○報奨金
30万円・・全体の36%
20万円・・全体の20%
○着手金
10万円・・全体の43%
0円・・全体の26%
なんと、着手金が0円の場合が全体の4割以上も占めているのですね。裁判の費用は平均として20~40万円ぐらいかかるようです。
慰謝料の請求を行うことで、浮気の清算をする
夫に浮気をされることは、本当に辛いことです。今までずっと信じてきたのに、何で裏切ってしまうのか・・。泣いても泣いても気持ちが治まらないことだってあると思います。
そのような時は、そんな裏切られた辛い気持ちを、1度清算することが必要です。もし、いつまでも悔しい気持ちを持ち続けていれば、それがいつの日か爆発してしまう可能性もあります。
こんな許せない浮気を清算するための方法として「慰謝料の請求」があります。
ただし、これは離婚を考えている場合とそうでない場合によって、慰謝料を請求する相手が違ってきます。
離婚を考えている場合は、もちろん夫に請求します。さらに、場合によっては浮気相手に請求することも可能ですね。夫の収入が高ければ高いほど、そして浮気の証拠が決定的であればあるほど、高い慰謝料を請求できると思います。
一方、もし夫と離婚をしたくない場合ですが、この場合は夫に慰謝料を請求したところで、基本的に同じ家計なので意味がありませんよね。なので、慰謝料を請求する相手は、浮気相手となります。ただし、夫と奥さんの財布や貯蓄が完全に別々であれば、夫へ慰謝料を請求しても良いかもしれません。
この慰謝料の請求は、ある意味浮気の罪を清算するための儀式のようなものです。これがあるかどうかで、その後の気持ちの整理具合が大きく違ってきます。
そして、慰謝料の請求を行うためには、列記とした浮気の証拠を掴まなければいけません。
自分で浮気調査を行うことも可能ですが、もし調べていることを相手に悟られてしまえば、証拠を掴むのが著しく困難になります。
このため、完全なる浮気の証拠を掴みたい場合は、浮気調査に強い探偵事務所に依頼するのが一番です。