賃貸物件の詳細にある各アルファベットの意味
賃貸情報のサイトや情報誌を見ていると「L」や「D」、「RC」などのアルファベットを見かけることがよくありますが、これらのアルファベットには一つひとつ意味が込められているものです。
今回は賃貸物件の間取りや構造に関わる各あふらべっとの意味や、物件の種別、さらに賃貸物件を探す時の手順についてまとめました。
希望条件が叶うお部屋に住むためには、賃貸物件は早めに探し始めることが大切です。
賃貸物件情報に掲載されている各アルファベットの意味
賃貸雑誌などの物件情報を見るとき、アルファベットや数字の意味がわからない場合があると思います。
賃貸物件の関わる各アルファベットの意味は、以下の通りです。
<間取り>
L・・・リビングルーム
D・・・ダイニングルーム
K・・・キッチン
S・・・サービスルーム(部屋としてカウントされない納屋など)
W・・・ウォークインクローゼット
〇1LDKと1DKの違いは?
1LDKは、1つの部屋をキッチン、ダイニング(食事)、リビング(居間)として使える部屋で、8~10帖の比較的広い部屋です。1DKは、キッチンの広さが4.5帖~6帖ぐらいの部屋です。
<構造>
S・・・鉄骨、軽量鉄骨
W・・・木造
RC・・・鉄筋コンクリート
SRC・・・鉄骨鉄筋コンクリート
PC・・・プレキャストコンクリート
<設備>
B・T独立・・・お風呂とトイレが別室
CS・・・衛星放送のCS端子あり
駐車場近隣・・・近くに賃貸駐車場がある
<物件種別>
アパート・・・木造や軽量鉄骨造の賃貸住宅
マンション・・・鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートの住宅
テラスハウス・・・連棟式の共同住宅。
一戸建て・・・一戸建ての住宅
賃貸物件探しは早い時期に始めることが大切
賃貸アパートや賃貸マンションで新生活を始める時は、できれば自分が希望する条件の物件に住みたいものです。例えば、
○リビングと寝室1部屋ずつは欲しい。
○洗濯機置き場があるアパート
○お風呂とトイレは別々
○鉄筋コンクリートの物件
○最上階の角部屋
などの希望条件がありますね。条件が良い物件というのは多くの人が狙っているので、空きが出るとすぐに埋まってしまう可能性が高いです。
したがってタイミングが悪いと、そんな好条件の物件情報が出たことすら知ることができません。
基本的に、最上階の角部屋や駅に近く交通の便が良いところはすぐに埋まってしまいます。また、家賃の割りの条件がかなり良い場合もすぐに埋まってしまいますね。
また、日本の各地には、人気の場所とそうでない場所があります。とても環境が良くて人気の土地も、すぐに空き物件が無くなってしまいます。
逆にあまり人気の無い土地は、条件が良くてもずっと空いているままというケースもありますね。
さらに、1月ぐらいから3月にかけては、物件の入れ替わりが激しいです。春から進学、就職、転勤という人が多く、物件の入居状況が一気に入れ替わります。この時期は、各賃貸検索サイト上に物件情報の入れ替わりも激しいので、頻繁にチェックすることをおすすめします。
良い賃貸物件は、いつ空くかわかりません。このため、早い時期から小まめにチェックしておくことが、より良い新生活に繋がると言っても過言ではないでしょう。
賃貸物件を探す時の手順
引越し先の市町村が決まったら、賃貸物件サイトを利用して家賃の相場やどんな物件があるのか調べてみましょう。
賃貸物件サイトはいくつかありますが、情報量がとても豊富なアパマンショップが特におすすめです。
2、3月は人気の物件の競争率が高いです。もしお気に入りのサイトが見つかったら、すぐに問い合わせしてみた方が良いかもしれませんね。
また、賃貸雑誌は100円~300円で書店やコンビニで売っています。
情報量が多いものを1冊購入して眺めてみることをお薦めします。
さらに、今はツイッターやFacebook、mixiなどのSNSサイトがあります。
これらを利用して、引越し先に住む人たちからアドバイスをもらうのも良いですね。
住んでみないと分からないような、貴重な情報を得られるかもしれません。
〇住みたい町の散策&不動産屋の訪問
次に、引越し先となる住みたい町に実際に行って見ましょう。
早めにこれから住む街の雰囲気を確かめておいた方が良いですね。
また、予め不動産会社に連絡をしておいて、打ち合わせ&物件の下見もした方が、スムーズに話が進みます。
実際に不動産店の担当者さんと話す時は、自分の希望条件を伝えるようにしましょう。
遠慮&妥協せずに、しっかり伝えることが大切です。
〇町を散策するときに、確認したいこと
こらから自分が住む場所ですから、近くがどんな感じなのか、前もって調査しておきましょう。
銀行やスーパーなどの場所だけでなく、騒音やニオイは大丈夫か、夜道は暗くないか、ガラの悪い場所は近くにないかなども確認しておきたいですね。
〇地元の不動産会社と大手不動産会社の違い
アパマンショップなどの大手企業のサイトは検索できる範囲が広くて、物件数も豊富です。
また、地元の不動産会社は、地元業者だけの物件情報を持っていたり、地域の情報を仕入れたりすることが出来ます。