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映画「はたらく細胞」に登場する各細胞の役割について

細胞が元気な人のイラスト

2024年12月13日の金曜日。人体の細胞を主人公とした話題の実写映画「はたらく細胞」が、遂に公開されます。

・永野芽郁さんが赤血球役、佐藤健さんが白血球役でW主演

・芦田愛菜さん、阿部サダヲさんが、人間の親子役で「マルモのおきて」以来10年ぶりに共演

・人気の俳優さんが各細胞役で多数出演!体内で起こっている戦いを描く

など見どころが多い映画だけに、注目されている方も多いと思います。

そこで今回は、「はたらく細胞」に登場する各細胞について、その役割や特徴をまとめました。

映画をより一層楽しむために、ご覧頂ければ幸いです(^^♪

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各細胞の役割と出演者について

赤血球や白血球のイラスト

映画「はたらく細胞」では、W主演の永野芽郁さんと佐藤健さんをはじめとして、本当にたくさんの俳優さんが細胞役として出演しています。

 

赤血球AE3803 ⇒ 永野芽郁さん

赤血球は血液細胞の一種であり、その大きな役割は「肺から取り込んだ酸素を、全身に運ぶこと」です。

赤血球にはヘモグロビンというたんぱく質が含まれており、このヘモグロビンと酸素が結びつくことで、全身の組織へ運ばれていきます。

私たちの体内では、1秒間に約100万~200万のもの赤血球が常に作られています。

赤血球が少なすぎたり、多すぎたりすると、下記の弊害が出てきます。

赤血球が少なすぎる ⇒ 体内に十分な酸素が運ばれず、貧血になる

赤血球が多すぎる ⇒ 血液がドロドロになり、血栓症のリスクが高まる

体内の全ての細胞は、エネルギーを生み出すために酸素が必要不可欠です。

赤血球は、私たちの全身の細胞における生命線だと言えるでしょう。

映画「はたらく細胞」では、永野芽郁さんが赤血球「AE3803」役を演じています。

さらに新米赤血球約として板垣李光人さんが、先輩赤血球役として加藤諒さんが出演しています。

 

白血球U-1146(好中球) ⇒ 佐藤健さん

白血球は血液に含まれる細胞の一種で、ウィルスや細菌などの病原体から身体を守る役割があります。

細菌などの異物が体内に侵入すると白血球の数が増加し、異物を無害化してくれるのです。

したがって細菌による感染症を発症すると、血液中の白血球数が増えます。

一方、血液中の白血球の数が少なくなると、病原体への抵抗力が弱まり、感染症になるリスクが高まります。

白血球には好中球やリンパ球、好塩基球、単球などの種類があり、その中で割合が大きく、重要な働きをしているのが「好中球」です。

W主演の1人を務める佐藤健さんは、そんな白血球の好中球役として出演しています。

 

キラーT細胞 ⇒ 山本耕史さん

キラーT細胞はリンパ球T細胞の一種であり、特定した異常細胞(がん細胞やウイルス感染細胞など)を直接攻撃する役割があります。

免疫システムの中でも攻撃的な細胞だと言われており、病原体となる細胞だけではなく、体内で異常を起こした細胞も排除する力を持っています。

がん細胞などの病原体を殺す働きがあることから、キラーT細胞と呼ばれるようになりました。

映画「はたらく細胞」におけるキラーT細胞は、名バイプレイヤーとしても知られる山本耕史さんが演じています。

 

ヘルパーT細胞 ⇒ 染谷将太さん

T細胞は前途のキラーT細胞とヘルパーT細胞の2つに大別できるのですが、キラーの方は直接攻撃を仕掛けるのに対して、ヘルパーの方は司令塔のような役割を担っています。

ヘルパーT細胞は抗原刺激を受けると、他の免疫細胞のはたらきを調節します。

このヘルパーT細胞役は、染谷将太さんが務めています。

 

NK細胞 ⇒ 仲里依紗さん

NK細胞は、ナチュラルキラー細胞(natural killer cell)の略称であり、リンパ球に含まれている免疫細胞の一種です。

自ら全身をパトロールし、発見したウイルス感染細胞やがん細胞を攻撃する働きがあることから、自然免疫の一つとされています。

キラーT細胞との違いは、他の細胞から指令を受けずとも、単独で動けることです。

キラーT細胞の場合、樹状細胞から指令があった特定の異常細胞のみを攻撃します。

一方NK細胞は、自らのパトロールでがん細胞などを発見し次第、真っ先に攻撃を仕掛けます。

がん細胞やウイルス感染細胞に対して柔軟に対応できることから、人体にとって重要な免疫細胞だと言えるでしょう。

このNK細胞役は、「時をかける少女」や「ハラがコレなんで」などの主演映画で知られる仲里依紗さんが務めています。

 

マクロファージ ⇒ 松本若菜さん

マクロファージは免疫細胞の一つであり、白血球に分類されます。

白血球にはリンパ球など複数の細胞がありますが、その約5%を占めるのがマクロファージです。

マクロファージの役割は、体内に入り込んだウイルスや病原菌を食べて死滅させることです。

また体の新陳代謝の調節や、傷の修復など、人体において必要不可欠な働きも担っています。

このマクロファージを演じているのは、ドラマ「西園寺さんは家事をしない」で主演を務めている松本若菜さんです。

 

血小板 ⇒ マイカ・ピュさん

血小板は白血球や赤血球と同様に、血液中に含まれている大切な細胞の1つです。

血小板の大きな役割は、出血を止めることです。血管が破れて出血した時、その部位に粘着して血栓を作り、血液が流れ出るのを防止します。

その後は血液が固まる成分を出して、作られるのがかさぶたです。

酸素を全身に運ぶ赤血球、細菌やウイルスと戦う白血球、出血を止める血小板の3つの細胞が、バランスの取れた状態で血液中にあることが、健康において欠かせない秘訣と言えます。

この血小板役は、2014年生まれで子役として活躍しているマイカ・ピュさんが演じています。

 

肝細胞 ⇒ 深田恭子さん

肝細胞は、肝臓の約60%を占める細胞です。

500以上の役割を担っている働きものの細胞であり、その働きの中で重要なのが、代謝と解毒、エネルギーの貯蔵、胆汁の生成です。

肝細胞は炭水化物や脂質などからエネルギーを生み出す代謝の他、アルコールやアンモニア等の有害なものを、無害なものへと変える働きもあります。

また肝臓は再生能力に優れた臓器としても知られており、健康な肝臓であれば、約7割を切除しても元のサイズに戻ると言われています。

映画「はたらく細胞」では、深田恭子さんが肝細胞役を務めています。

 

肺炎球菌 ⇒ 片岡愛之助さん

肺炎レンサ球菌は、肺炎や全身性感染症の原因となるレンサ球菌です。

肺炎レンサ球菌は莢膜(きょうまく)と呼ばれる厚い膜に覆われているため、免疫細胞の攻撃を防御しやすく、消滅させることが難しい細菌です。

抗生物質が有効ではない耐性菌もあり、重症化しやすいとも言われています。

この肺炎球菌を演じるのは、歌舞伎役者だけでなく俳優としも活躍されている片岡愛之助さんです。

この他、化膿レンサ球菌役を新納慎也さんが、黄色ブドウ球菌役を小沢真珠さんが、謎の細胞役をFukaseさんが演じています。

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映画「はたらく細胞」の人間役

映画「はたらく細胞」では、人間役として芦田愛菜さんや阿部サダヲさん、加藤清史郎さんらも出演しています。

漆崎日胡(うるしざき にこ)役 ⇒ 芦田愛菜さん

漆崎日胡は、身体が健康で元気な女子高生。

真面目な性格で、健康的な生活習慣が身についていることから、体内の細胞たちも楽しく働いています。

しかしながら父親の茂が不摂生であり、彼の健康を心配している状況です。

母親は早くに亡くなっていて、家事も積極的にこなしています。

 

漆崎茂(うるしざき しげる) ⇒ 阿部サダヲさん

日胡の父親であり、酒やタバコ、ジャンクフードが大好きで、不規則な生活を送っている中年男性です。

体内の細胞たちは過酷な労働環境に疲れ切っており、文句を言いながら働いています。

また加藤清史郎さんは、日胡が密かに思いを寄せている憧れの先輩「武田新」役を務めています。

 

映画「はたらく細胞」の見どころ

大ヒット漫画の実写映画化

「はたらく細胞」は、もともと講談社の「月刊少年シリウス」にて、2015年3月~2021年3月号まで、約7年間に渡って連載された漫画です。

細胞を人に見立てて物語を描くという斬新な設定が話題を呼び、2018年にはアニメ化されます。その後もブームが続き、スピンオフ作品も続々と登場しました。

シリーズ累計発行部数は1000万部を突破しており、満を持しての実写映画化です。

細胞たちの戦いだけでなく、親子の人間ドラマも描かれている

W主演を務めるのは赤血球役の永野芽郁さんと、白血球役の佐藤健さんの2人であり、体内における細胞たちの壮絶な戦いが描かれていることが予想できます。

劇場版の「はたらく細胞」では、人間役として漆崎親子も登場。

母を亡くした娘と父の人間ドラマも、大きな見どころの一つです。

阿部サダヲさんと芦田愛菜さんが10年ぶりの共演

人間役として登場する漆崎親子を演じるのは、阿部サダヲさんと芦田愛菜さんのお二人です。

フジテレビの大ヒットドラマ「マルモのおきて」で親子役を演じた2人であり、「マルモのおきて スペシャル2014」以来、約10年ぶりの親子役としての共演となります。

大人になった芦田愛菜さんと、今も演劇界の第一線で活躍されている阿部サダヲさんが、どんな掛け合いを見せてくれるのか。想像しただけでワクワクしますね。

監督は「テルマエ・ロマエ」などの話題作で有名な武内英樹さん

映画「はたらく細胞」で監督を務めたのは、数々の話題作を手掛けてきた武内英樹さんです。

2012年の「テルマエ・ロマエ」をはじめとして、2018年の「今夜、ロマンス劇場で」、2019年の「翔んで埼玉」、2024年の「もしも徳川家康が総理大臣になったら」など、数多くの人気映画を世に送り出しています。

また前途の通り、この「はたらく細胞」という映画は、人気のある俳優さんが数多く出演しています。

その役者さんたちが集結し、一体どんな物語を作り上げるのか。ストーリーの内容も、大きな見どころですね。

映画「はたらく細胞」の最新情報は、こちらのオフィシャルサイトを要チェックです!

映画「はたらく細胞」のオフィシャルサイト

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