がん看護専門看護師の役割

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がん看護専門看護師の役割

看護師のイラスト

2012年時点で11種類ある専門看護師の中でも、最も認定登録者数が多いのが「がん看護」の専門看護師です。2012年12月時点では、専門看護師の全体人数1,048人のうち435人が「がん看護」の専門看護師です。

つまり、専門看護師の約4割の方々が「がん看護」であることがわかります。

がん看護の特徴としては、以下があげられます。

がん患者の身体的・精神的な苦痛を理解した上でケアにあたること

患者やご家族に対しての生活の質(QOL)の視点に立ち、水準の高い看護を提供すること

がんは生命の危機に関わる重大な病気の1つであり、がん拠点病院と呼ばれる「がん治療専門病院」は各地に点在しています。

がん看護専門看護師の勤務先は医療機関であるケースが多く、その中でもがん治療専門病院に勤務している割合は約65%にも上るそうです。

がん看護専門看護師の仕事の内容は、以下のようなものがあります。

チーム医療として患者さんの治療方法を検討する場で症状を伝える。

がんの症状を和らげる具体的な方法や、がんの治療による合併症の説明

各患者さんのニーズに合わせて医療サービスを提供できるよう調整する

日本における死亡原因の第1位は「がん」です。これは1981年からずっと続いており、これまでに本当にたくさんの方々がガンによってお亡くなりになっています。

がんという病気の発症は、患者さんやご家族への精神的負担も大きく、治療だけでなく心のケアも求められます。

また、近年は医療技術が進歩しており、入院だけではなく外来や在宅でも看護活動が行われるようになっています。

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